アロハカイロ&フットパラダイスの2004年のコラムです。

コラム2004

昨年は由比ガ浜で開業して間もないと言うことで、1年間は走りっぱなしの年でした。
(定休日はあるものの、その日には2人とも働いているのでほぼ年中無休の状態でした)
そして迎えた年末。
実は恥ずかしながら、2回体調を崩したことがあったのです。


1回目は12月の中旬で風邪引きの患者さんが多く来院されるなか、自分も移ったのか『もしかしたら、風邪の初期症状かな~』と思っている矢先のことでした。
お昼から突然襲われた動悸、頭痛、吐き気・・・
午後3つ続く予約の時間までの1時間半の間、自宅で横になり何とか回復を待つものの、最後には立っているのがやっとの状態になってしまいダウン。
午後の患者さんには大変ご迷惑をおかけすることになりました。風邪ではなかったものの、その当時、疲労がピークに達していながら自己管理できていなかったことに反省をしています。


そして2回目は12月の下旬の朝のことでした。
いつものようにオフィスと建物周囲の掃除が終わり、看板を出そうと思って担いだときに、ギクッ。
「ギックリ背中」そんな言葉は無いんでしょうが・・・まさにそういう状態です。
その場でうずくまり、呼吸も大きく出来ないほどで30分ほど何も出来ない状態でした。
(ちなみに看板とは木製のブラックボードとイーゼルで2つあわせても5.5kgほど・・情けない!)
その日の予約状況も比較的忙しい日だったので、必死に自分で自己調整をしたんです。背中に手を回したりしながら・・・
こういった状況で、先月は自己管理・体調管理の重要性を痛感させられました。


そして、年頭に当たって追加で考えていかなければならないテーマは自分の体調管理!です。
そうそう、12月中旬1回目にダウンしたときは、私が前から楽しみにしていた六地蔵付近の仲間たちとのX'masパーティでした。
残念ながら不参加だったのですが、参加できなかった理由が仲間内で伝言ゲームのように伝わったそうです。
最初は「どうやら風邪気味らしい」から、最後にはどうせアイツの事だから・・・風邪薬を日本酒でぐっいといったんだろう!?
しないっちゅうに!![裕]


気がつけば、もう1月も中旬。ちょっと遅いですが、今年の目標の中の1つに「食にこだわりを持つ!」を挙げたいと思います。
昨年は本当に年中無休状態で走りっぱなしの1年でした。なので、食事(特に昼飯)はいい加減なものだったと反省しています。
ほとんど毎日冷凍食品やインスタント食品に頼ってしまったせいか、年末近くになってきたら、だんだん味覚がヘンになってきて危うく味覚障害になるところでした。味が濃いのか薄いのか食べても分からなくなってきたのです。12月最後の営業日の夜大好きな和食の店「かまくら ふじい」で食事をしていても、食は進まず味は分からず状態で、我ながら情けなく残念な思いをしました。

冷凍食品やインスタント食品、いわゆるジャンクフードに頼っていると、亜鉛が不足し味覚障害になるケースがあるのです。そういったことによる味覚障害は最近の若い人々に非常に増えているそうですが、「最近の若者」の域から卒業してしまった私も注意せねば!と実感しました。
やはり、食べ物が美味しく食べられるというのは、健康の証であり、人間生きていくうえでの幸福感を得られる大切なことだと思います。
まず、自分の健康管理が出来ていないようでは、皆さんに健康アドバイスなどトンデモナイ話です。健康で充実した楽しい日々を送るためにも、食生活には気をつけて、手作り靴ならぬ、手作りの食卓をめざして心身ともにゆとりを持ってゆきたいと思います。[素]


前々回のように実際に看板を担いでギックリ背中になったという話ではありません。
治療院として看板を掲げていてそれに恥じないように頑張るという話です。
今回は30歳代後半の女性の患者さんで、現在進行中の話です。
彼女の来院されたときの主な症状は腰痛でした。過去整形外科でのMRIでの検査結果は腰椎の椎間板が減少していてほとんど無い状態に近いとのこと。
痺れは無いのですが、常に鈍痛があり長時間歩くと急に辛くなりうずくまってしまうそうです。
過去整形外科、治療院、接骨院等など色んな所に行ったけれど芳しい結果が得られなかったと、初回の問診時に仰っていました。


さて、彼女には数多くのスポーツの趣味があり、その中でもフリークライミングがとりわけ好きなようです。
彼女の最終的な目標としてはこの腰痛を気にせずフリークライミングが存分に出来るようになることです。
初回の調整が終わった時点で私と彼女との話で、まず歩いていてもうずくまったりしない状態にすること、それから、腰痛を緩和させてゆくこと、そして、様子を見てフリークライミングをしても腰に負荷がかからないような状態に持ってゆくこと、が共通の目標(調整の指針)となったのです。
施術者としての私の立場からは、彼女は背骨の彎曲(横から見たS字カーブ)が強いタイプなので、まず、腰の彎曲を減らすことが目標になります。
患者としての彼女には、今までヨソで腹筋を鍛えろと言われてひたすら鍛え上げた硬く短縮した腹筋を逆に休めてもらうことにしました。


5回の調整を終え、ある程度腰に対する目途がついた時点で次からはフリークライミングをしても腰に負荷がかからないよう、胸の部分の彎曲を減らしてゆこうという話になりました。
その折彼女が帰る間際に言った言葉が印象に残ったのです。
「病院では今の腰痛は手の施しようがない。それにあなたの腰ではフリークライミングのような運動は永久に止めたほうがいい、と言われました。でも、どうしてもフリークライミングをしたいんです!よろしくお願いします。」
こういうセリフを聞くと俄然気合が入ります。
ヨソでダメでもウチで何とかできないものか!
せっかく看板を掲げているのですから。それなりの格好のつく仕事をしたいものですから。
それで今回はこんなタイトルでコラムを書いてみました。
くれぐれも実際に看板を担いでギックリ背中になったという話ではありません(笑)[裕]


最近記憶力が日に日に悪くなっていくような気がします。(飲みすぎかな?)
いい話を読んだので出典が何だったのか思い出そうとしているのですが、雑誌だったのか、本なのか、新聞か思い出せず・・・
その話のあらすじはこうでした。


ある50代の男性の話です。その人は会社への通勤は自宅からバスを使い電車で長時間かかるという生活を長らく続けていました。ところが、何かのきっかけでバス通勤を止め、駅まで徒歩で通うようになります。それから、初めて今まで目にも留めていなかった地元地域の人々が見えてきます。
通学途上の小学生と知り合いになったり、決まった時間に通り過ぎる交番の警官と挨拶をするようになったりと。
そういう生活が何年か過ぎ、その男性が定年退職の日が近づいてきたある日、その男性は毎日同じ時間に通り過ぎていたのに、急にそれがなくなれば交番の警官が自分のことを心配しないかなと、思ったそうです。
そして、意を決し警官に
「自分は○月○日付けで定年退職するのでもうこちらを通ることも少なくなりますが、毎朝、挨拶をして頂きありがとうございました。」
と、挨拶をしたのです。
やがて、定年退職日に挨拶をして交番を通り過ぎようとした時に、その警官から呼び止められてねぎらいの言葉とともにささやかなプレゼントをもらったそうです。


この話を読んだとき、いい話だな~としきりに感心したと同時に今までの自分はどうだったかな、と振り返りもしたのです。
例えば、以前会社勤めをしていた時大阪から東京に転勤の際はどうだったかな、と思うのです。
辞令から転勤日まで約2週間。
引継ぎと取引先への挨拶で精一杯。でも、よく行ってた定食屋のオバさんやクリーニング店のオジさんに挨拶は出来たな~等など。
そんなことを考えていた何週間か後、ここアロハカイロ&フットパラダイスにある70代の女性の患者さんから電話がありました。(その方は夏から2,3週間に1回のペースでご来院頂いていたのですが、ここ2ヵ月半ご来院されていませんでした)
聞けば12月に圧迫骨折をして入院していたとのこと。やっとコルセット装着状態で自宅療養していた時、ポストにアロハカイロ&フットパラダイスのチラシが入っていて連絡しなくちゃと思いお電話を頂いたのです。
「今は痛くてあまり動けないけど、しばらくしたらまた行きますのでよろしくお願いしますね」


定期的にお越し頂いている方で高齢の方が突然来られなくなると、少し心配になります。
飽きてお越し頂けないなら全然いいのですが、体調を崩されたりしたのではと思ったりすることもあるのです。そういった中で回復の途中で元気な声でお電話を頂けた事は私の中では先程の話に匹敵するような、いやそれ以上に嬉しい出来事でした。電話では時間にしてほんの1,2分のことですが、何ヶ月も何年も嬉しいそしてありがたい記憶として残ることと思います。
こういう嬉しい言葉を患者さんから頂くと、ここ鎌倉で地域密着型でやっていて良かったな、としみじみ思えるのです。[裕]


去る2月8日(日)由比ガ浜大通りでもちつき大会がありました。
主催の団体というものはありませんでした。(○×商店会など、と言う意味で)
この企画の発端は由比ガ浜中央商店会のお米屋さんの一言。
「もちつきやりて~」
ちなみに由比ガ浜大通りには2つの商店会があります。
六地蔵交差点の西端を境に由比ガ浜中央商店会と由比ガ浜東商店会に分かれているのです。
商店会が異なるとなかなか交流もないケースが多いのですが、この企画は商店会の枠を超えて30歳代のメンバーが中心に催されたのです。(以前このコラムにも登場した徘徊する店主が人と人を結びつける重要なキーマンで中心的な役割)
協賛店の協力のもと、もち米は20枚分、豚汁は120人分が用意され、誰でも参加無料で突きあがったばかりのお餅と豚汁を食べることが出来ました。
アロハカイロ&フットパラダイスでは残念ながら協賛という形でご協力できなかったので、治療院内に告知のポスターを張り、来院の方々にチラシをお配りし、当日お手伝いと言う形を取らさせていただきました。


当日は前日と打って変わってまさに雲ひとつない快晴で暖かく絶好のもちつき日和でした。
午前11時のスタートとともに2台の臼で年配の方が餅を軽く突いてゆきます。
そしてすぐ後ろで見てた私にいきなり杵を渡され餅を突くことに。
思っていたより杵の重いこと重いこと。
へっぴり腰で何回かつくとすぐに息が上がってしまい、次の人へバトンタッチです。
ある程度突きあがったら子供の出番です。
近所のご家族で参加されてるお子さんたちが順番で餅を突くことに。
恐らく生まれて初めての経験なのでしょう、その時の順番待ちの子供の表情がとても良かったのです。
その時私は、子供がこういう表情をして参加してくれるならそれだけでこの企画は大成功だな、と思えたのです。


さてもちつきは突く餅が5枚、10枚と進んでいきます。
餅の突き手はおよそ7,8人。
最初は威勢良く俺が俺がとやっていたのですが、次第に疲労の表情が濃くなり、すぐに次の突き手を探すようになります。でも、みんな視線をはずすようになるのです。(どうか自分のところに杵を持ってこないでくれ~て感じで)
そして、全ての餅と豚汁の振る舞いが終了したのが午後1時半。
その日の午後はずーと虚脱状態でした。
商店会の枠を超えて若い有志が企画したイベントでしたが、やる気と仲間がいればこういう良い企画が出来るんだ、と言うことを知らされた有意義な1日でした。
ちなみに翌日筋肉痛に悩まされたことは言うまでもありません。[裕]


プロフィールにもあるとおり以前私は外資系保険会社に勤めていました。
ずっと営業職で法人営業と個人営業をそれぞれ経験しました。
法人営業職時代の直属の上司は営業一筋ン十年の人で、主に個人営業を長く経験してきたようでそちらが得意な方でした。
その当時の私は新卒で法人営業の部署に配属され、まだ、個人営業(地域飛び込み営業)を経験したことがなかったのです。


そこで、その上司はよく私に対し
「いいか、高橋!個人営業というものはなぁ-」
というセリフで個人営業の心得と言うものをよく教えてくれたものです。
その中で今でも良く覚えている話がタイトルにもある-プールを物干し竿で掻き回す-と言う話です。
地域営業で個人宅や商店を飛び込み営業していると、断りのセリフばかりを投げつけられへこたれることが多い。それでも、立派に実績を上げてゆくコツは、同じ地域を期間をあけず巡回すること!
そのうちに野良犬のように毛嫌いしていた人も心を開き、話を聞いてくれるようになる。
50メートルのプールをたった一人で物干し竿を持って外周を回りながら掻き回しても、意味がないと思うだろう?でも、へこたれず黙々と何周も回っていたらやがてそれが水の動きを発生させ、やがて大きな渦を作る。


この話を聞いたときは、良い内容で感銘を受けました。
さて、前回、前々回のコラムで共通してるテーマは地域密着ということです。
最近、上の話でプールの水が少し動く状態になったかな、という実感があります。
向かいの美容院から紹介された方がご来院頂き、その方と幼稚園の送迎バスでよく会う女性のお母さんが紹介で見え、またそのお母さんの紹介で町内会の婦人部の方がお越し頂いたりと地域の方々の紹介の繋がりが出てきました。
大変ありがたいことです。
諦めず、へこたれず、大きな渦が出来ることを信じて、気を抜かずにこの調子で頑張っていこうと思っています。[裕]


今年の2月はとても暖かい日が多かったのですが、3月に入ってまた冬に逆戻りのような寒さになっています。こう寒いと、やはり活躍するのはブーツ。ロングブーツはもっぱら若い人に多いのですが、ショートブーツは幅広い年代の方が履いていらっしゃいます。


さて、ここにきて足に関する相談で多いのが、順に「くるぶし辺りが痛い」「くるぶしから土踏まずにかけてむくんだり、だるい」「ふくらはぎがこったり、つる」・・・etc こういった相談のほとんどがブーツ愛用家の方々からのものです。ブーツを購入したことのある方はお分かりだと思いますが、靴のサイズだけではなく、ふくらはぎの部分のフィット感、足首周りのフィット感が重要なのです。そういったことで足に合ったものを選ぶのがとても難しく、合わないものだと疲れやすいばかりでなく、すぐに身体の色々な部分に悪影響を及ぼします。短靴(スニーカーやスリッポンなどの一般的な靴)と違って、ショートブーツは足首まで、ロングブーツはふくらはぎまで固定しているので、合っていない靴だと歩き方が変になりアキレス腱の伸縮を妨げます。傍から見ていてよく判るのが、膝の曲がった歩き方。ヒールの高いブーツを履いている方だと特にそれが目立ちます。見た感じが美しくないだけでなく、体重と地面からの衝撃が足の前足部や踵(かかと)、膝に直接かかってしまいます。その負担がだいたい今頃、痛みやムクミ、つる・・・といった症状で現れるようです。


では、その対策としてどうしたらいいのか?まず一番大切なことは、合っていないブーツを履くのをソク止める!そして合っていないブーツによって、足首(アキレス腱)の動きが妨げられて血行不良になっているので、足首をよく回してアキレス腱のストレッチをする。階段などの段差を利用して踵の上げ下ろしをするのも効果的です。そして、ふくらはぎはお風呂の中でよく揉みほぐして、足首のほうから膝のほうに向かって下から上へこし上げるようにマッサージをして下さい。それでも改善されない方は足首の関節がズレを起こしていることもあるので、専門家にご相談下さい。
三寒四温といいます。もうすぐ本格的な春がやってきます。
ほっそりと綺麗な脚のために、軽快な活動が出来るように今から準備をしませんか?[素]


やっと行ってきました!なかなか予約がとれないウワサのレストランWatabe。長谷駅から極楽寺方向へ線路沿いに徒歩1分。
どこかの村の村長さんのおうち・・・みたいな門構えのその奥に築ん十年の民家。日本家屋の懐かしい引き戸をガラガラと開けると広い玄関が。
ここで靴を脱ぐと思いきや、「靴を履いたままお入り下さい」と声を掛けられる。通された部屋は明らかに和室を改造した落ち着いた雰囲気の板の間。余計な飾りは一切無し。ボサノバのサウンドが鎌倉マダム達の会話を邪魔しない程度のボリュームで流れている。身のこなしのスムーズなスタッフにランチをオーダーして、待つこと30分!ポタージュスープそしてサラダが順に運ばれてきた。メインディッシュ(3品の中から『鴨肉のコンフィ』を選ぶ)を口にしたのはオーダーから1時間近く経っていたが、イライラ感が出ないのは、この店の雰囲気のなせるワザか?
どの皿も素材そのものを最大限に生かしたシンプルな味わい。純日本風の庭園を眺めながらの食事の後は、自然と背筋がのびた感じがした。鎌倉のゆったりとした贅沢な時間を過ごすのにお勧めです。[素]


アロハカイロ&フットパラダイスでは患者さんに対してこういった食べ物は控えるようにとの、アドバイスは強くしません。
ただ、自分たちには厳しい禁止食事があります。


その1つは焼き魚!(美味いのに~)なぜかと言うと、ここのオフィスのスペースは狭く、着替えやタオルなどは自宅に持ち帰って洗濯しているのです。患者さんによっては花粉症の方もかなり多く室内でしか干せないものもあるのです。
したがって、煙がもうもうと立ち込める焼き魚は我が家では禁止となります。


それともう1つがガーリックを使った料理です。
これは言わずもがなで、身体の状態を説明している時にガーリックの匂いがプンプンでは説得力無いでしょう?!
二人ともガーリックの効いた料理は昔から好きなので、これはかなりツライ禁止料理なのです。
ただし、例外に食べてもOKな日があります。そう、定休日前の火曜日の夜がガーリック料理OKディなのです。
禁止されると逆のそれが欲しくなるのが人の心理です。
その日は久しぶりにガーリックを使った料理にしよう!ということでほぼ料理も出来上がった頃、我がフットスペシャリストは階段の手すりで思いっきりみぞおちを打ったのです。
彼女にとっては生まれてはじめての経験で、息が出来なくて大変だったそうですが、その時思ったのは
“大変だ!胃が破裂した”
そしてその次の思ったのが
“あぁ、折角のガーリク料理が食べられない!!”・・・・食欲恐るべし、です。[裕]


アロハカイロ&フットパラダイスではいつも新規の患者さんに問診表をご記入いただいています。
その問診表には生年月日をご記入いただく欄があるのですが、最近「あら。大正の欄がないわね・・・」というお声が増えてきたのです。
そのたびに「すみません!次回印刷のときにその欄を作ります」とお詫びをしているのです(汗)


このサイトの具体例のページにご来院頂いた方々の性別・年齢構成を載せていますが、それを見てもおわかりの通り女性・30代が圧倒的に多いのです。
この傾向は開業前から予想していた通りなのです。そこで、大正生まれの方(今現在で80代)にはご利用頂けないかな~と、弱気な予測で問診表印刷時に大正生まれの欄を設けなかったのです。
が!しかし、先程のように大正生まれの方のご来院が増えてきました。
というのは、50代の方がまずご来院頂いてその方の親御さんをご紹介頂けるケースが増えたからです。(中には親子3代でご来院いただいているケースもあるのです)大変ありがたく感謝しています。
そして、80代の方のお元気なこと元気なこと!


その皆さんに共通している特徴があります。
まず、気が若い!若い人と混ざって引けをとらないで頑張れる趣味があったり、お召しの洋服の色使いが華やかであったり、見た目に若いのです。
そして、好奇心がとても旺盛です。携帯電話を買って他人には教わらず、マニュアルを読みメールを使いこなしたりetc


これも当たり前のことなのですが、身体を元気な良い状態に保ってあれもしたいこれもしたいという意識がしっかりしているのです。
最後に付け加えるなら、土地柄もあるかもしれません。
ここ湘南のエリアは適度な距離で田舎です。交通網は発達していないので、歩く機会も多いのです。
それに、空気も良く新鮮な海産物が食べられる環境も大きな条件だと思います。
いぃですよ-海の近くは!転勤・入学などで住環境を変える方も多いと思いますが、どうですか?海の近くで住んでみるのは。[裕]


以前のコラムにも書いたのですが、アロハカイロ&フットパラダイスのカイロプラクターとフット担当は同じ誕生日で同じ血液型です。
それではいっその事、結婚の日も揃えてしまえ!!・・・ということで結婚記念日も誕生日と同じ日です。


そんな理由で生まれた我が家の唯一の記念日は、先日9回目を迎えました。
結婚10年目に入る今年は、公私ともに仲良くしてもらっているパパノエルでディナーをいただきました。
いつも口にする食材も、シェフの斬新なアイディアでこんなに美味しくなってしまうものなのか...と驚かされます。
兎に角、コースもアラカルトもどれもウ・マ・イ!!
最近のヒットは『猪肉のテリーヌ』と『ホタテと海苔のリゾット』
猪は重くて脂っこいイメージがありますが、意外!さっぱり美味しいのです。
海苔とホタテのリゾットもサフラン(だよね?)風味の深~い味わいです。
そして、デザートはパティシエ涼子さんのお手製ケーキのあれこれ...。
先日は私達のために部屋の明かりを消して、ハワイのロウソクを灯してサーブしてくれました。
もう、泣けてきます。


なぜ、今までこのコラムの美味いもの自慢に出てこなかったのか・・・それはちょと内緒にしたかったからかもしれませんね。(といいつつ、こちらのカウンターにはパパノエルのショップカードが置いてあり、私たちが「うまいうまい」と宣伝するので、無くなる率が一番高い)
パパノエルのご夫婦は、はっきり言って職人です。持っている素質が違います。
だからこそ、そこから生まれる笑顔は、偽りの無いホンモノです。
ちなみに場所は由比ガ浜大通りを長谷よりにアロハカイロから徒歩5分。水曜定休です。[素]


さて、今回はバーベキューの話です。
湘南でバーベキューなどと言うと、雑誌『湘南スタイル』に出てきそうな世界を想像してしまいます。
庭には芝生が生えていて、ウッドデッキがあり、白い丸テーブルにパラソル。
遠めに海を眺めながら、気のおけない仲間たちとバーベキューをする・・・
まぁ、自分には縁のない世界かな~などと思っていたんですが、去る4月21日にバーベキューを楽しんじゃいました。
場所は材木座海岸の1番逗子よりで、ウィンドサーフィンスクールも主催しているセブンシーズさんのご好意でバーベキューセットをお借りして、主催は『KAMAKURA flat out』。由比ガ浜近辺の商店の仲間やその知り合いが参加して、総勢50名近く。美容室のMahana FOR HAIR の徘徊する店主(笑)の乾杯でスタート。


当日は快晴で絶好のバーベキュー日和!(ん?どこかでこの表現を使ったような・・・そう、もちつき大会もそうでした。われわれは日頃の行いが良いのか天気に恵まれるんです)
そのバーベキューにはこのコラムでもお馴染みの料理人ふじいさんの仕込んだ特製タレのスペアリブや鶏肉なら此処というとり一さんの秘伝タレ付鶏肉
そしてそして、パパノエルのシェフが作ったブイヤベースなどが出たのです。
そして、快晴の海を眺めながら昼からのビール!!
もう言うことはありません。
さて、当日はウィークディの水曜日。ん?会社員で普段は働いているはずの人が何人もいるのです。
話を聞けば何ヶ月も前から休みの根回しをしていたとか、そりゃーこういうバーベキューなら休みもとりたいよな~と思えるほど納得のバーベキュー大会だったのです。ここ最近この六地蔵界隈は盛り上がっているんですよー
鎌倉にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。[裕]

BBQコンロと材木座海岸 バーベキュー全体像

Phot by M.Nagata
       

今年のGWはいかがでしたか?前半は天気が良かったですが、後半は雨と嵐のような風と気温の低さで予定がくるってしまった・・・という方も多かったのではないでしょうか。前半と後半で明暗が分かれたGWですが、私は3日(月)に地引網に飛び入り参加してまいりました。鎌倉の地引網といえば、坂ノ下と材木座が有名でしたが、現在は材木座の1件でしか行われていないそうです。


今回参加させていただいた地引網は、早稲田大学の登門会主催によるもので、毎年行われているイベントだそうです。ご存知のとおり、私はこの1年間、自宅のある材木座の自治会の当番組長で、この登門会のリーダーである自治会の会長さんのお計らいで特別参加させていただいたのです。さて、当日はあいにくの霧雨の中、それでも鎌倉各地から子供から大人まで150人を超す沢山の人が朝から集まりました。用意周到な方は、長靴に雨がっぱ姿で、地引網に備えていらっしゃいました。もちろん会長さんも、今年新調したばかりという渓流釣りにも使えそうな長靴と一体化したつなぎをお召しになっていました。

登門会代表の方の挨拶のあと、あたたか~いけんちん汁を頂きながら待つこと1時間ちょっと。いよいよ地引網の開始です。みんな波打ち際にザブザブ入っていって列になって網を引き上げます。本当に鎌倉の海で魚が獲れるのか?とちょと不安でしたが、魚の入った網が浜に近づいてくる頃には、上空に魚を狙うトンビ達がいっぱいでした。なんとも言えないワクワク感。


ソーレソーレ!の掛け声で皆で引き寄せた網の中には、想像以上に沢山の魚が入っていました。「昔はこんなに大きい(約50cm)のスズキが網にかかって、じゃんけんでもらって帰ったのよ」と会長の奥様はおっしゃっていましたが、そこまでの大物はありませんでしたが小さいものはしらすやイカのこどもから、大きいものではサメ(しかも3匹も!)まで。
色々な種類の魚が獲れました。
一番多かったのは、鯵?鰯?何であれ、この鎌倉の海にはまだ沢山の魚がいることを知ってびっくりしました。


子供達も大喜び!サメを持って記念写真を撮る子や、ずっとしゃがんで一生懸命しらすを探す子・・・。
東京から僅か1時間の距離にある海でこんな体験が出来るなんて幸せですよね。
獲れた魚は皆で分けて(ちょっと足りなかった分お土産用に用意された鯵もありましたが)持ち帰りました。
その日はどの家も魚料理だったに違いありません。私は残念ながら魚を3枚に下ろせないので、ワタをとって煮たのですが新鮮な魚をさしみに出来ないのは、スゴクもったいない!
今年は是非そのワザを習得したいと思いました。
そうそう、サメを持ち帰ったお子さんのお母さんは、その晩どうしたんだろう?[素]


地引網全景 サメを持つ男の子


以前このサイトで大胆にも景気動向の話題を載せさせて頂きました。
証券会社にお勤めの方から昨冬には一般の人も景気回復を感じることが出来るでしょうと言う話でした。その話を聞いたのは昨年の7月頃。このサイトに載せたのが9月。
今春、ちらほら企業の景況感がニュースに出始めたことから、あながち予測は外れてはいなっかたと思います。
その証券会社の方から1ヶ月ほど前に聞いたところによると、小売の動向で紳士服が売れ出しているとのこと。
それは景気上昇局面の終盤だそうです。家庭での財布の紐は主婦が握っているため、
家庭の消費の購買意欲が高まっても紳士服が一番後回しにされるそうで(お父さんは悲しい)
その紳士服が売れるということはある程度景況感が浸透してきている証しとみなされるそうです。
やはり消費のトップバッターは20~30代の女性ということになるのでしょうか。


さて、話は変わってここ鎌倉の観光客は、20代をはじめとして中高年まで圧倒的に女性が多いのです。(女性の二人連れは見ても男性の二人連れはめったに見れません)
ということは女性にとって魅力のある観光地と言えるのかもしれません。
そこで、女性の引きが強い観光地が賑わうと景気回復も近し、と考えたくなります。
今回のゴールデンウィークは鎌倉はすごい人出でした。
裏駅から長谷方向へ抜ける御成通りが小町通りのように人だかりだったそうです。
長谷で長年喫茶店を営んでいる女性店主によると、バブル以来の人出だったそうです。
今年は連休の組み合わせが良かったり、HanakoやOzマガジンで取り上げられたりという好条件もあったでしょうが、女性の引きが強い観光地に消費をリードする多くの女性が訪れて頂いたのを見ていると、景気回復まであと少し!
と思えるのですが、いかがでしょうか。[裕]


いやぁ~早いもので、前回のコラムから2週間近く経ってしまいました。
この5月は意外と忙しく更新がなかなか出来ませんでした。(などと言い訳から入ってしまい恐縮です)
なぜ忙しかったかというと本業が忙しかったのです。(地引網だのBBQなどのイベントが忙しかったのではありません。念のため)
で、なぜ本業が忙しかったのかというと天候が悪かったという要因があるかもしれません。
今年の5月の天候はゴールデンウィークの後半から下旬まで晴れれば夏日、雲が出れば最高気温が
16~8度とまさに日替わりで寒暖の差が激しい天候でした。
それにより体調を崩される方が多かったように思われます。
その不調の中で先月は特にギックリ腰の方が多かったのです。


このギックリ腰と異常な天候は大いに関係があると私は考えています。
通常、体内の水分や塩分の調整は腎臓がしています。ただし、もう1つ水分、塩分調整に重要な役割をしている器官があります。それは汗腺です。
夏日のように暑い日は大量の汗をかきます。そうすると腎臓の水分、塩分調整は頑張って働かなくともすみます。が、しかし、汗をかかなくなると汗腺からの水分・塩分の排泄量が減るので、腎臓は頑張って働かなくてはいけません。
こういった気候の変動が緩やかに進んでくれれば問題はないのでしょうが、日替わりで暑い日と涼しい日が来るとたまったものではありません。


そして、カイロプラクティック的な考えとしては内臓器の疲労はそれを包んでいる膜を通して伝播すると考えられています。伝播する先は・・・腎臓のすぐ後ろにある大腰筋。
実際ハワイの解剖実習でお腹の中の構造を見てきたのですが、腎臓と大腰筋は密接に膜を絡めあいながら、並んでいるお隣さんの関係なのです。
そして、大腰筋の主な働きはお辞儀するように身体を前屈させること。大腰筋に負荷をかけ続け、あるとき身体を曲げようとしたら、『ギクッ!』
ギックリ腰をやった人の話でよく聞くシーンではありませんか。
さて、臨床の場ではこのギックリ腰が起きやすい時期があります。それが梅雨の時期と秋口。
体内水分の調整量が急激に変わる時期に多いようです。まもなく梅雨の季節。腰に不安のある方はお気をつけを![裕]


今年の梅雨はムシ暑い日が多いですね。
この時期、脚のムクミが気になるとか、足が重だるくツライと言う方が増えています。
正常な状態では、毛細血管から組織に染み出した血漿は静脈側の毛細血管やリンパ管に回収されるのですが、それが回収されない場合にムクミ=浮腫となって上記のような症状を出すのです。
そのムクミは、主にくるぶし周り、土踏まず、足の甲、脛(すね)等に見られます。
試しに、夕方頃、脚のスネの部分を押してみてください。押した部分の皮膚の戻りが遅いとか跡になる場合、かなりのムクミが出ています。
ちなみに、その状態ですと約2~3リットルの水分が停滞しているので、体重にしてみれば2,3キロ溜め込んでいるということになります。
女性に限らず、そうなると大問題ですよね。


原因として考えられるのは、
1.リンパ管に組織間液が回収されない場合
2.毛細血管内の水圧が異常になって血管系に回収される量が減る場合
また、前回のコラムにも書かせていただいているのですが、腎臓の働きとも大いに関係があります。


対策としては、
1.適度な運動。特に歩行運動は大切です。1日に40分。心持ち歩幅を広げての早歩きがお勧めです。
なだらかな坂をゆっくり登るのもストレッチを兼ねますので効果的です。
2.一日の終わりに足をよく揉みほぐす。足のゆび先から土踏まず、くるぶし周り、甲。そして膝下を下から上へ心臓に血液を戻すようにマッサージをしてください。お風呂から出た後、血流が良くなっているときがお勧めです。
3.水を飲む。水を飲むとかえってむくむ・・・と言う方もいらっしゃいますが、水分をとらないと血液の粘度が高まってかえって疲れが取れなくなってしまいます。水分を取って必ずトイレにも行く。水を飲んだだけ太るとかむくむという人は、汗をかかなかったりトイレに行く回数も少ないようです。1日に最低7回は時間を決めてでもトイレに行く習慣をつけてみてください。
最初の1ヶ月はツライかもしれませんが、それを乗り越えると非常に身体が軽く感じられ、ラクになったと皆さんおっしゃいます。
以上、身近な対策方法なので是非お試し下さい。[素]


つい先日のことですが全米オープン開幕前に日本人プレーヤーとして優勝が期待できる人として、丸山茂樹選手のことが夜の『報道ステーション』で取り上げられていました。
丸山選手は2003年は絶不調だったらしく、その原因を今年どういう風に克服し、好調を維持し2004年の今大会に望むのかという内容でした。
不調の原因は飛距離を叩き出す為に、バックスイングの軌道を大きく取るフォームをやっていたそうですが、このフォームでは本人の柔軟性があるために首が大きく捻れてしまい、首にかなりの負荷がかかってしまっていたことのようです。
その負荷が2003年に首への痛みとなり、成績不振に陥ったそうなのです。
本人によると痛くて首が右に向けない。首の中で何かギターの弦のようなものがはじかれるような痛みがあるとのコメント。
そこへ番組のナレーションが入ります。


-首の不調に対する適切な処置法が無い-


夕食後の団欒でこの番組を見ていた我が家では夫婦そろって突っ込みを入れます・・・
「カイロがあるじゃないか-!」
番組はその後、どう克服してゆくかの説明になってゆきます。
まずはスイングの改善です。後ろへ大きく腕を回すスイングを止め、コンパクトなものに変える。
そして、出てきました!カイロプラクティック。
アメリカ(?)でカイロプラクティックを受けているシーンが出てきます。(なぜか首ではなく骨盤付近の筋肉をグリグリやられて丸山選手が悶絶しているシーンでしたが・・・)
昨年不調だった丸山選手がスイングの改善と共にカイロプラクティックを受けることで、今年は優勝争いをするまで回復するとは!
カイロプラクティックの良い宣伝になったね~と我が家では大満足でした。


今回は残念ながら4位でしたが、今後是非とも丸山選手には優勝して欲しいなと思います。
他にも確か私の記憶では、プロ野球の下柳選手や松井稼頭央選手もカイロプラクティックを重用していただいていたと思います。
身体が資本であるトップアスリートがその効用を認めてくれる。
これほど業界にとって宣伝となることはありません。
誰か漢(おとこ)清原を治療して、劇的に回復させてくれないかな~と思う今日この頃です。[裕]


今年は「梅雨寒」という言葉はどこへ行ってしまったのか・・・というほど、蒸し暑い日が続いています。
もう既に、夜は寝苦しく寝付けない、朝は早くから暑くて目が覚めるので寝不足だという方も多いのではないでしょうか。
さて、私が今年に入ってからずーっと目標として掲げているにもかかわらず、未だ達成できていない「早寝早起き」。
鎌倉には東京まで通勤されていらっしゃる方も多いので怒られてしまうでしょうが、我が家からオフィスまで自転車で5分のためか、起床時間は8時。就寝時間は午前1時を過ぎることが多く、どちらかというとフクロウ型の生活です。
しかし、人間本来の生体時計、ホルモン(メラトニン)の観点からすると12時までには眠りに入り、6時ごろには目を覚ますのが理想的なようです。
朝の運動(ストレッチ)、空気浴、日光浴は免疫力を高めます。
朝方の人は基本的に陽気で明るい人が多く、病気になりにくい。逆に病気がちな人、うつ病等は夜型に多いそうです。


ところで、本州より日照時間の長い北海道では、この7月、札幌商工会議所の呼びかけで、本州より時計の針を1~2時間早めて企業が出社や退社の時間を繰り上げるサマータイムを導入しているそうです。
今回参加する企業は200社余りだそうで、出勤時間も早いが、午後3時ごろには退社できるため、その後の時間をレジャーに回せるとのことで、娯楽経済関連の活性化に結びつくとしています。
これを聞いて、私は「いいな~」と思ってしまうのですが、忙しい企業にお勤めの方だと、「残業時間が多くなり、会社にいる時間が長くなるだけ・・・」とぼやかれてしまうのかもしれません。
実際、昭和23年日本でも欧米のようなサマータイムを導入したのですが、戦後復興期でゆとりのない日本では長時間労働になってしまい失敗に終わったそうです。
今は、その食べるのもやっとという時代ではないにもかかわらず、社会そのものが常に余裕のない危機感に襲われていて、本格的なサマータイム導入は意識の改革なくして難しいのかな・・・と思ってしまうのです。
でも、経済の活性化、心身ともの健康のためにも北海道で行われているサマータイムが成功してその流れが少しずつ広まっていくことを願って、私もこの夏こそ早寝早起きゆとりあるサマータイムを過ごすよう心がけたいと思います。[素]


プロフィールなり履歴書なりに趣味の欄があったとして、今の私が書くものがあるとしたらやっぱり酒でしょう!バラクーダの日本全国酒飲み音頭という歌が今の自分のライフスタイルにぴったりな気がします。(マイナーな表現ですいません)
酒量はどの程度かと言うと、晩酌に冷酒を2合、その後寝るまでにダラダラとバーボンをロックでボトルの1/3を開けるぐらいです。
(これ以上増えすぎないようにセーブしながらの量なのですが・・・)気のおけない仲間と楽しく飲むときはついついその倍の量は飲んでしまうことが多いのですが、辛いのがその翌日の二日酔い。


ということで、今回は呑兵衛にとってお役立ちの情報を。
さて、先ほどの話に戻って気のおけない仲間と楽しく飲むときはついつい酒量が増えてしまいます。
しかも、海岸沿いのバーレストランで夜、潮風に吹かれながら楽しく飲んだときなどは、格別でへべれけになったりすることもあるのです。
で、同じ量を飲んでいた仲間も相当に出来上がり帰る時には二人して、ジャッキー・チェンの「酔拳」のような状態になったことがあったのです。


翌朝、私はひどい二日酔いで、痛む頭を抱えながら我治療院へと向かったのですが、同じようにへべれけになった彼が爽やかに店先で水をまいているではありませんか!
二日酔いは?と、私が聞いても全然無いとの余裕の返事です。
後日、その秘訣を聞いたのですが、それがナントお酢を飲むことだったのです。
彼に言わせると、どんなに呑んでも寝る前にお猪口一杯のお酢をストレートで飲むと翌日酒は残らないそうです。
それを聞いたとき、やはり男だったら潔く腰に手を当てて一気飲みなんだろうな~などと思ったものです。
さて、自分でもやってみると、確かに効果てきめん!ただし、すっぱいしむせるし大変です。
そこで一工夫して米酢をやめてリンゴ酢に変えてみた所、効果は変わらずでした。


さて、こういった経緯をある患者さんに話したところ、もっといい情報を教えてもらいました。
それは、純米酢に卵の殻と貝殻と昆布を漬けて摂取するというものです。
分量は酢2合に対して煮沸消毒した卵の殻1個分とアサリの貝殻2個ぐらい。昆布は1センチ四方の大きさの物を2~3枚。それを冷蔵庫に漬け込み1日たったらOK.
お米の炊飯前に中さじ1杯入れると美味しく炊き上がったり、味噌汁に入れたりと色々摂取法があります。
もちろん、大量の飲酒後にお猪口一杯分を飲んでおくと翌日の身体の軽さが違います。
もし試してみたいと思った方はぜひ腰に手を当てて一気飲みして下さい(笑)酸っぱさはないので大丈夫です。
だからといってドンドン飲む量を増やすのはやめておきましょう。
これでも一応健康関連の情報を扱うサイトですので呑み過ぎはお勧めできません。[裕]


カイロプラクティックではベッドでうつ伏せになって頂いた時、身体を真直ぐにして左右の脚の長さをみる場合があります。
最近、新規の方に「脚の長さが違いますね」とご説明しても
「あぁ、ヨソで指摘されたことがあります」とごく自然にいう患者さんが増えたな~という印象があります。


そこで今回は、なぜ脚の長さに左右差が出来るのか、個人的な見解とカイロプラクティックで脚の長さをみる理由をご説明させて頂こうと思います。
実は、脚の長さの違いといっても骨の長さの違いではなく、(まれにそういったケースもありますが今回のテーマとは異なります)見かけの長さの違いのことなのです。
では、なぜ見かけの長さの違いが出来るかというと、筋肉の長さに差が出来るからだろうと思われます。


以前、このコラムで『ノーマルディストーション』を取り上げました。利き足の考え方です。
あなたは利き手は右でしょうか?右利きならばかなりの確率で利き足も右のことだと思います。
(利き足はサッカーボールを蹴るときの足、掃除機をかけるとき後ろに配置する足)
私の観察では日常生活でこの利き足を中心に使われることが多いようで、長時間立ちっ放しの時などは利き足側に体重をかけて立つほうが多いようです。
そうすると体重支持のために利き足側の筋肉群が収縮していることになります。この習慣が何十年と言う単位で反復されることにより、相対的な筋肉の長さの左右差が出来、利き足側がより体の中心部に引き寄せられるようにして見かけ上の脚の長さの差が出来るのだと思います。
そして、この筋肉群の緊張の差が骨盤や体幹を捻る原因となります。


具体的に言うと、利き足側の骨盤が後方に捻れるケースが多いようです。
どこかのカイロプラクティックや整体院で脚の長さを比較され、「右足が短いですね-」と指摘を受けたことはありませんか?
私も常日頃、短いほうを言うより「左足のほうが長いですね」と言った方が相手に対する心証がいいだろうと思うのですが、実は、カイロプラクティックでは後方にズレているものを前方に矯正するのを主題にしているのです。
身体の構造を考えれば、当たり前なのですが・・・
背骨の捻れを前側から矯正しようとすると、お腹や胸側から内臓を超えて背骨に達する圧が必要になります。
それよりも、背中側から後方に捻れているほうを矯正したほうがやりやすいので、後方への捻れを探すことが重要になるのです。


そこで骨盤に話を戻して、後方にねじれている側は足が短い。という法則をいつも一生懸命探しているから、先程の「右足が短いですね-」という表現になってしまうのです。
以前と比べ巷でカイロプラクティックや整体を施術する人も増え、また、受ける人も増えたため自分の脚の長さに違いがあると認識してる人がずいぶんと増えたな-と言う実感があります。
さて、次回は世間ではそんな認識が薄かった25年ほど前に私が体験したある怪しげなセミナーの話です。


前回は施術者の立場からみた脚長差についてでした。
さて、今回はまだ私が中学生だった頃の話です。
そのセミナーの情報を知ったのは市の発行する広報誌にセミナー告知の欄があり、そこに身体の歪みを直すセミナーと銘打って載っていたのをたまたま見たからでした。
今にして思えば身体の歪みに興味があるなんて我ながら変わった中学生だったな、と自嘲したりもするのですが・・・その当時少年マンガ誌には○×式長身法などの広告があり、身体の歪みをとると背が伸びる!!風なキャッチコピーが脳裏に焼きついていたから、興味があったのかもしれません。


さて、当日会場は市の中心部にある市民会館の一室で和室でした。
広さは約20畳。スタッフは白衣を着た先生風の男性と中年の女性が2人。
参加者は私を含めて5人ほどです。ウィークディの午後早くに行われたためか、私以外は専業主婦風の女性ばかりです。
セミナーの前半は身体の歪みがいかに健康にとって有害かを強調する内容でした。
そして、参加者の中からモデル一人が選ばれます。彼女を被験者にして、身体に歪みがあるとはどういうことなのかを説明していったのです。
その中で、骨盤の歪みからくる脚の長さの違いが紹介されていたのです。


さて、ここからがセミナーの核心です。歪みが出来る原因は寝具に問題があり、この寝具とある調整法を使えば身体の歪みは無くなり、健康になる!!というものでした。
その寝具と言うものは、私にはただの畳に周りを木枠で囲んだものにしか見えないませんでした。
なにやら効能がある構造のように講釈をしていたのですが、その時点で胡散臭さ全開でした。
そして、先程選ばれたモデルの女性をその寝具の上に寝かせ、なにやら調整を施すと確かに脚の長さが同じ長さに揃うのです。
さあここで、その寝具の値段の発表です。確か、10万から15万円ぐらいの値段だったと思います。(はなっから買う気が無かったのであいまいなのですが・・・)
後は、全員に購入のための契約書が配られます。その中で気弱そうな主婦2人組にスタッフの女性が張り付き、説得を開始します。


「今すぐに決めなきゃ!」
「いや~帰って主人に相談してみないとー」
「健康のことを考えたら、これは安い買い物だから・・・」


と、そこへ中年の男性が突如入室してきて土下座をし、大きな声で挨拶を始めます。
「先生、遅れて大変申し訳ありませんでした。○×市(セミナー会場から約70キロ離れた街)からやってきた△☆でございます。おかげさまで、その後も体調がすこぶる良く今日も調整をして頂きたくやってまいりました!」
すかさず、スタッフの女性が言います。
「ほーらね。あんな遠くからでも健康になったて来る人がいるのよ!悪い物なはずないでしょ!」


胡散臭い。胡散臭すぎる!


土下座をして口上を述べた男性の棒読みのようなセリフ。しかも、絶妙のタイミングで入ってくる不自然さ。
その当時私は中学生だったのです。中学生と言えば頭の中は単純でいつも考えていることと言えば腹へって食うことと、女の子のことぐらいしか無かったんじゃないかと思います。(極端に言えば左脳に食欲があり、右脳に色欲があるような・・・)
そんな中学生に胡散臭いとバレバレのセミナーだったのです。
当然、彼らはイガグリ頭の見るからに中学生の私にはわき目も触れず、契約獲得に邁進をしている様子でした。


その後、成約があったのかどうかは知りません。
ただあの種の商法は同じ土地で何度も使えるものではないと思うのです。
まだあのやり方は健在なのでしょうか?健在なら全国津々浦々行商をしているのでしょうか。
ただ、あの当時、脚の長さの違いを見せられた時は参加者全員が驚いたのです。そして、長さが揃った時またもやそれ以上に驚いていたのです。
そして、冒頭の感想に立ち返ってつくづく脚の長さの違いについての認識(=健康知識に対する認知度)が変わったものだと思うのです。[裕]


鎌倉に外人さん多し...といえども、アロハカイロ&フットパラダイスはオープン以来、お越しいただいた皆さん、日本語達者な(当たり前か?)日本の方々ばかりでした。しかし、この度、ご紹介により遂に青い目の外国人のお客様がいらっしゃいました!


その方はプロダンサーの方で、以前に出演された素晴しい舞台を見ていたこともあり、お迎えする前から非常に緊張していたのですが、さらに母国語がロシア語というから、ロシア語のロの字も知らない私はカチコチ状態になっていました。
1時間も前から、ソワソワして、あっちウロウロこっちウロウロ。
どうご案内しようか...ケア後はどう説明しようか...やはり基本はジェスチャーか...などと考えていたら、お見えになったときは頭の中が真っ白になってしまいました。
連れて来られたお嬢さんに「また終わる頃に迎えに来ます」と言われた時には、心の中で「頼むから帰らないで...」と叫んだほどです。


しかしその願い虚しく、そのダンサーの方をおいてご自宅に戻られたのでした。
ああ...ガンバルシカナイノネと思ったそのとき、ロシアのダンサー(正確にはウクライナの方だった)は爽やかな笑顔で「ヨロシクオネガイシマス...」
と日本語で挨拶をされたのでした。
日本語が少し通じることの安心と同時に、自分こそロシア語で「こんばんは」のひとつでも覚えておけば良かったと、後悔してしまいました。
その後は、日本語と各国で仕事をされていらっしゃるとのことで堪能な英語も交えながらケアを無事終了。
慣れない日本で、初めてリフレクソロジーを受けたダンサーの方のほうがよっぽど緊張していただろうに、こちらが舞い上がっているのだから情けない話です。
身体のケアは万国共通。どなたでも安心してゆっくりとしていただける環境作りをしなければ!と考えさせられるひとときでした。[素]


いよいよ秋ですね。ここのところの気温の変化で体調を崩されている方が多いようです。
寝るときは暑かったので、窓を開けっ放しにしたままにしたら、翌朝のどの調子が良くない...とか、鼻がグスグスするといった話をよく聞きます。
私も、たまにのどがいがらっぽく感じることがあるのですが、悪化することはありません。
風邪自体一年に一度引くか引かないか...といったところです。
治療院には風邪を引かれた方がよくいらっしゃいますが、あまり移らないのです。
うがい、手洗いはモチロンしていますが、ちょっと体調が怪しいな...と思ったら家で寝る前に足湯をするのです。


足湯には方法が2つあります。
1つはのどや鼻にきた場合。たらいにお風呂のお湯より2,3度高い熱めのお湯をくるぶしが浸かるくらいまで注ぎます。
そこに両足を入れて6分間。お湯の温度が下がらないように差し湯をしながら行います。
時間がきたら足を乾いたタオルで丁寧に拭きます。そして足の色をみて、一方の足が赤くなっていて、もう片方が白いままだった場合、白いほうの足をさらに湯温を1度上げて2分浸します。そうしたら、その足も丁寧に拭いてコップ1杯の水を飲んですぐに寝ます。


風邪がお腹(消化器系)にきた場合は、膝まで隠れるくらいのお湯に浸かるのです。方法は同じ。膝まで隠れるお湯を用意するのは大変なので、お風呂に入るときにするのがいいと思います。お風呂から上がる前に追い炊きしてから行うのです。
いずれもやけどには注意してください。
個人差はありますが、風邪がスッキリぬけて、風邪を引く前より体調が良くなる人が多いようです。
夏の疲れも溜まっていて体力が低下している時期です。自分の身体を過信しないでいたわってあげましょう。[素]


今回は女性であれば誰しも一度は履いた経験のあるハイヒールの靴の話です。
ヒールの高さ4cm以上をハイヒールとここでは定義して、さて、あなたは何歳頃からそういった靴を履きだしたでしょうか?
現在も履いているなら通算何年履いているでしょうか、そして履く頻度は週に4回?5回?
意地悪じゃないのですが、ハイヒールの靴が身体にとって悪影響の可能性があることをこれから話してゆきます。


まずは計算しやすいようにケースモデルの前提条件を身長160cm、足のサイズ23cm、5cmのヒールの靴とします。



身長160cmの直立不動のマネキンを想像してみてください。(ケンタッキーフライドチキンのカーネルおじさんでもいいです)
その踵の部分に5cmの棒をつっかえ棒のようにかませると、上体は前に傾きます。
当然足底は斜めの角度を持ち傾きます。
斜辺が23cm。高さが5cmの三角形で構成される角度です。
では、前傾することで頭の部分(頭頂部)がどれだけ前へ移動するかというと相似形の三角形の比例の問題であるので算数レベルは省略するとして、なんとナント約35cmも前方へ移動するのです。(これはマネキンでの話)


では、5cmヒールを履いている世の中の女性が皆35cmも頭を突き出して立っているかというと、立っていません。(笑)
身体の中の様々なメカニズムが働いて頭を元の直立姿勢の位置まで戻しているのです。
(今回のマネキンの例では頭を35cm後方へ引いているということ)
身体の中で働く様々なメカニズムに姿勢反射や立ち直り反射などがあるのですが、もう1つマグネット反応というものがあります。
次回はこの反応の少し詳しい話を少々。
そして結論は身体にとってあんまり良くないよ~という結びになります。(よくこのコラムをご覧の方にはもうバレバレだと思いますが・・・)
ということで以降はまた次回に。[裕]


さて今回は前回からの続きでマグネット反応の話です。
マグネット反応とは生理学者が頭部を切断された実験動物の足裏をある方向に圧迫し、手を離したところまるで磁石のように実験者の手に引き寄せられたところから『マグネット反応』と呼ばれるようになったのです。
例えば足の裏の外側を指で頭の方向へ押してゆくと、その圧迫を押し戻す方向へ足が動くことでバランスを取るのです。
特に二足動物ではバランスを取るためにこの反応がより増幅される結果となるのです。


身体が直立位(真直ぐ立つ姿勢)から左へ傾いたケースを考えます。
真直ぐ立つ姿勢で両踵のくっつく点~股間~へそ~鼻~頭頂までを結ぶ線を正中線といいます。
身体全体が左に傾くと左の股関節は正中線から外へスライドすることになります。
右の股関節正中線に向けて内へスライドすることになります。
左の足関節は正中線から外へ傾き、右の足関節は正中線から内へ傾くことになります。
この身体の傾きは筋、関節、皮膚受容器に対する刺激となり、姿勢を戻すため(倒れないため)以下のような反応を起こします。


左の足関節は外へ倒れているのを正中線へ戻すための筋肉が働く。(左足の内反筋群の促進)
右の足関節は内へ倒れているのを正中線へ戻すための筋肉が働く。(右足の腓骨筋群の促進)
左の股関節は外へスライドしているのを正中線へ戻すための筋肉が働く。(左中殿筋と大腿筋膜張筋)
右の股関節は内へスライドしているのを正中線へ戻すための筋肉が働く。(右内転筋群)


このような筋肉群が活動し傾きを正常な位置へ戻す働きがあるのです。
冒頭の話に戻ります。
実験動物は頭部を切除されていたことからもわかる通り、この反応は無意識に働くものなのです。
さて次回は本題のハイヒールについての話です。[裕]


前々回は5cmのヒールを履いた際、マネキンの様な生き物でない場合頭部が約35cm前方へ移動するということでした。そして、前回は身体が傾いたとき動物にはマグネット反応というものがあり、傾きを元に戻してゆくメカニズムがあるということでした。
この反応はくどいようですが無意識に働くものなのです。
ということは身体の傾きを戻すために今この筋肉が頑張ってくれているんだな~とは意識されない→ついついいつも同じ筋肉を酷使する可能性があると言えます。


さて、前回と前々回の話から5cmのヒールのある靴を履いていると、頭を35cm後方に引き続けるための力が働くことになります。
どこで働くのでしょうか?一番がんばって働くと思われるのが足の関節(爪先立ちのような状態)、膝の関節(軽く膝を曲げた状態)股関節(骨盤を前傾させる)等です。ただし、直立の姿勢から頭を(身体全体を)後ろに反らせるときの状態を思い浮かべて欲しいのですが、上半身も身体を反らせるのに関与しています。
特に腰と首は背骨のS字カーブで前に反っていますから、そのカーブは強まります。
ヒールのある靴を履いていることは常に足の関節を爪先立ちのような状態にし、腰と首のカーブを強めた姿勢を取り続けることになるのです。


ここ鎌倉から東京へ通勤されている方もかなり多いようです。
横須賀線を使って約1時間。その間ラッシュで立ちっ放しということになると、1時間上記のような負担を身体に与え続けることになります。
往復なら2時間。週5日勤務なら合計10時間。
背骨のS字カーブが強いタイプの方なら腰に負担がかかり腰痛の原因になる可能性もあります。
また、常に爪先立ちの姿勢を取るということはふくらはぎの筋肉を短縮させることになり、血行を悪くし足先の冷えの原因にもなるでしょう。


スタイル良く見えるメリットもあるのですがこういった身体に対するデメリットも考えられるのです。
でも仕事の性質上どうしても履かなければいけない!という方もいると思います。
そういった方には1日の終わりに脚の裏側を伸ばすストレッチをやっていただきたいと思います。
両足を前に投げ出して座り身体を前屈させて両手で爪先をつかむ、例のアレで十分です。
でも一番いいのはヒールは低めの靴を選ぶ事だと思います。
したがって、アロハカイロ&フットパラダイスでは特別の事情がない限りオーダーシューズではヒールを3.5cmまでとさせていただいてます。
履き心地と同時に身体全体のことを考えての判断なのです。[裕]


10月24日(日)に開催された第1回由比ガ浜フェスタは予想以上に多勢の人が集まり大盛況で終了しました。
アロハカイロ&フットパラダイスのブースにも沢山の人が来て頂けて大変感謝しております。

由比ガ浜フェスタのアロハカイロ&フットパラダイスブース

当日は素足になるには気温も低かったので、きっと時間にも余裕があるであろうから、イベント会場をゆっくりと見て回って美味しいものも食べ歩こうと思っていたのですが、お蔭様で少し暖かくなった昼過ぎから急に忙しくなりました。
ブースがキッズコーナーに近かったためか、20代後半から30代のお母さんが多かったです。
普段は疲れていても、なかなか自分のための時間が取れないのでしょうけれど、この日はご主人や一緒に来たご家族の方がお子さんを見てくれるとあって、ほんのつかの間の時間ですがゆっくりしていただけたようです。
とはいっても、わずか15分の間にも後ろのほうからお母さんを呼ぶ声や泣き声が聞こえたりして・・・。
お母さんって本当に大変ですね。


さて、今回は寒い日だったせいか、皆さんの足が冷えきっていました。お話を伺うと、ほとんどの方が風呂から上がってすぐに布団に入るようにしても、冬はすぐに足が冷たくなってしまって寝付けないとのことでした。
今年は夏から秋を通り越して冬が来たような気温になっています。
家庭で気軽に出来る冬のフットケア方法を知っていただくために、1Day教室も開催予定ですので、お時間のある方は是非参加してみてください。[素]

由比ガ浜フェスタ舞台 由比ガ浜フェスタの人出


以前このコラム(肝臓を酷使するみなさまへ)で私もそこそこの量のお酒を飲むことを紹介させて頂きました。晩酌で日本酒を、その後就寝までバーボンを飲む習慣のことなのですが、最近困った事があるのです。
それがタイトルにもある通り炊き立てのご飯が美味しく、楽しみの晩酌の日本酒を早めに切り上げてでも『めしが喰いたい!』のです。
それはなぜかというと特別な新米を手に入れたわけではなく、美味しいご飯の炊き方を知ったからなのです。


それが紹介されていたのは小学館の雑誌『サライ』
土鍋を使った炊き方なのですが、火を着けてからの所要時間は20分弱とお手軽なのです。
まず、お米を2,3回研ぎます。
そして、たっぷりの水にお米を浸すこと1時間、その後ザルにあけ水気を切ります。
(これがちょっと大変かな?)
土鍋の蓋の蒸気孔はアルミホイルなどをつめてふさぎ、お米の1.2倍の水を沸騰させます。
(米2合なら水2.4合)
そして1番肝心なのが火加減。
沸騰したお湯にお米を入れて最初は中火で7分。その後3秒だけ強火にして火を止めます。
この蒸らしの時間が10分。火加減と時間配分はお米が2合だろうが1俵だろうが同じだそうです。
雑誌を見て試しに炊いてみたら、米粒が揃っていてほのかな甘みもあって旨い!のです。
今まで電気炊飯器を使っていたのは何だったんだろうという思いです。
お仕事帰りに夜遅く手早く料理を作らなければいけない方も多いでしょうが、ゆっくり時間の取れる週末にお試しでご飯を炊いてみてはいかがでしょうか?旨いこと請け合いです。[裕]


11月第3週から12月第1週までは私にとって感情の起伏の大きい3週間でした。
まずはパソコンの入院。
どうやらCドライブの容量不足から不具合を起こしたらしく、スワップ現象(?)というものを起こし、起動のたびにブルースクリーンが出るようになり、最後にはブラックスクリーンに白い文字でWARNINGの点滅が!!
入院は1週間でハードディスクとDVDドライブの交換をする事になりました。
保証期間は過ぎていたため目が飛び出るような(5センチぐらいは飛び出てたと思います)修理費に。。。
購入して2年の間に2回のハードディスク交換は痛すぎる!という思いです。
と、いうことでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、コラムが1回分消失してしまいました。


さて、愚痴っぽい話はこれまでにしてこの3週間の間なぜ感情の起伏の大きかったかといえばやはりお越しいただいている患者さん達との交流の影響が大なのです。


まずは二組の方のご結婚。
二組の方とも独身の頃からこちらアロハカイロ&フットパラダイスに定期的においでいただいていたのですが、最近めでたくゴールイン。そしてそのときの式の様子や披露宴の模様を撮った写真を持ってきて見せてくれるのです。
私の結婚の時などは白いタキシードでハワイの挙式でしたのでかの地の雰囲気には合っていたのでしょうが、国内に帰ってきて冷静に自分のなりを見ると漫才師のようでとても他人様に見せられるものではありませんでした。
それを思えば、今日あそこの治療院に行くから写真を持っていこうと思って頂けるだけありがたいことなのです。


そして別のお二人は別離。
肉親のご逝去と離婚の危機という悲しい状況の真っ只中で少しでも疲れを取りたいと、真っ先にご連絡を頂いたのです。
そういう状況の中で必要とされている。。。このことも大変ありがたいことです。
そして、最後の方は3世代同居の大家族の中でご多忙な主婦の方。
そうそう時間が取れない中で、疲労がピークに達した時にお越し頂いた時のセリフが「こちらへくるのは日頃頑張っている自分へのご褒美なんです!」
そう言って頂けると感無量です。[裕]


先日、某TV番組で『性ホルモンで10才若返る!』とかいうテーマを取り上げていました。「若返る」という言葉だけで反応するようになった・・・ということは、やはり私もすっかり「おばさん」なんですかねえ?男性が性ホルモンが減ると筋肉が衰え、腹がボヨヨ~ンと出てきたり・・・(ふと、身近な誰かのお腹に視線が行く)、女性が性ホルモンが減るとコラーゲンが減ってシワが気になるようになる・・・(つい、鏡を覗き込む)、では性ホルモン減退度チェック!と番組は続いていきます。
そういえば、このごろ近くのお店のオジサン(私がオバサンなら、1歳年上の人は悔しいからオジサンにしてしまう)に「素ちゃん(私のこと)、(格好に)全然かまわないよね~。」とか言われたっけ?昔は「いつもオシャレよね」なんて言われていた筈なんだが・・・とか思いながら、これはマズイ!!とTVに噛り付いてしまいました。
そもそも、人が老ける主な要因はストレス。ストレスの全く無い人はいないでしょうけれど、過度なストレスが問題だとか。


では、どうしたら、10才までとは行かなくとも『若返る』(性ホルモン復活)のか?といったら、キーワードは4Kだそうで、1つは「興味」。自分の興味のあることに熱中すること。ただし、TVゲームとか読書など、理性をつかさどる大脳新皮質を使うのは良くないとか。
2つ目は男性は「筋肉」をつける。女性は「嗅覚」を研ぎ澄ますアロマがいいそうです。
3つ目は「恋」。これは、今流行のヨン様~など芸能人や、スポーツ選手に対する熱烈ファンでもOKだそうです。
4つ目は「感動」。映画でもコンサートでも素敵な夜景でも、涙が出るほど感動することだそうです。そういえば、先日、テレビ朝日の報道ステーション企画の総勢160人(だったかな?)1回限りの日米合同ゴスペルは感動しました!
注目は2番目!私はいつも、アロマの香りに囲まれているではありませんか!ヨシ!(と心の中で叫ぶ)そう、アロハカイロにお越しいただければアロマの香りと若返りのツボ(?)をしっかりとおさえて差し上げます。
皆さん!この冬は、好きなことに熱中して、女性は(男性の皆様も)アロハカイロ&フットパラダイスでアロマリフレクソロジーでケアをして、家に帰ってビデオ(DVD?)みて、「恋」して「感動」してっていうのはいかがでしょうか?
(すっかり宣伝になってしまった。。。)[素]


さて、このコラムを書いている今は師走です。
この時期は年賀状を書いたりして色々な人を思い返す時期でもあります。
そこで今回は私がまだサラリーマンだった頃の話です。
その当時私は保険会社の営業職で東京で主に東のエリア(台東、墨田、足立、葛飾等)を担当していました。
そのエリアで良く訪問していた取引先の社長から聞いた話が次のような内容だったのです。


訪問し、挨拶もそこそこに社長が
「いやぁ~高橋さん、近頃の銀行の金利って奴はー有るか無いかわかんないぐらい低いけど、人の心の金利っていうのは高いねー」
「と言いますと?」
「それがね。俺も忘れていたんだけど...」
と、その社長が話の詳細を教えてくれたのです。
私は“心”と“金利”というものを結びつけた表現が面白く話を傾聴します。
その会社には保険会社やその他販売会社などの様々な営業職の方が出入りしています。
その中の一保険会社の営業マンがある時、会社のノルマに耐え切れず、本来その社長にお願いするべき筋合いではないのに、ある契約をお願いしたそうです。その社長は頼まれた時二つ返事でその高額な契約を引き受けたそうです。
(3年か5年満期の物だったと記憶していますが)
私も実感があるのですが、決算期ぎりぎりの時期にあとこれだけの成績が残せないと自分の評価がかなりヤバくなる-という状態に置かれる場合があります。
私はその時の営業マンの状態もそうだったのではないかと思えます。


そして、何年か時は経て、社長が契約したことも忘れていた物が満期を迎えた時、
所定の満期金を受け取った頃に例の営業マンが訪問してきて(その時は既に担当から離れていたと記憶しています)
それとは別に謝礼を渡そうとしたそうです。
その時、例の営業マンはしみじみと
「いやぁ~、あの時助けてもらって本当に助かりました。あれがなかったら自分はどうなっていたかわかりません」


どうやらその直後に私が訪問したらしく件の話になったわけです。
自分はそんなに助けたというつもりは無かった。それに満期を忘れていたぐらいの前の出来事なのだから、もう担当も外れたのにわざわざ来てくれて御礼を言ってくれるほどの事でもないのに、と社長は笑っていました。
人から施された恩義というものを忘れず、“心の中の金利”という利息をつけて返礼をしたという話です。


さて、今現在のアロハカイロ&フットパラダイスはここ鎌倉の地域の方々や商店仲間からやはり同じように助けるというつもりでもないのでしょうがこちらにとってはありがたい恩義を感じることが多々あります。
最近とみにこの縁を大切にしていかなければならないなと感じているのです。


さて、今日は仕事納めです。斜め向かいの『かまくら ふじい』に行って仲間たちと一年の労をねぎらうこととします。日頃つまらないことを書き散らしているのにお付き合い頂いてありがとうございます。来年もご贔屓に宜しくお願いします。[裕]

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