カイロプラクティックとは

カイロプラクティックとは、少々難い説明文なのですが、日本カイロプラクティック連絡協議会が設立された時の文章が参考になりますので、ご紹介させて頂きます。

日本カイロプラクティック連絡協議会

カイロプラクティックとは「chiro・・・手」、「practic・・・技、治療」の2つの言葉が結びついて生まれた言葉です。

1895年にアメリカのD.D.パーマーによってカイロプラクティックは体系化され、現在では世界60カ国に普及し、発展を続けています。

発祥のアメリカではすでに「Doctor」の地位が確立され、イギリスもそれに近づきつつあります。

カイロプラクティックは人体を形成している骨格、関節に視点を当て、生活、習慣的動作から生ずる“歪み”を矯正し、人体におけるすべての神経支配(脳から出た神経は脊柱を通る)の機能的正常化を図ることによって健康を回復させるとともに、自然治癒能力を増進させます。

引用元:日本カイロプラクティック連絡協議会 The Chiropractors News より抜粋

この説明を要約すると以下の通りです。

  1. カイロプラクティックの始まり
  2. カイロプラクティックの普及・発展
  3. 身体の“歪み”の検査
  4. “歪み”の矯正による機能的正常化と自然治癒能力の増進

この要点にしたがってカイロプラクティックとはどういうものかご説明していきます。

カイロプラクティックの始まり~発展

1895年にアメリカのD.D.パーマーによってカイロプラクティックは体系化され、現在では世界60カ国に普及し、発展を続けています。

カイロプラクティックの始まり

パーマー家三代の本

この本はカイロプラクティックの創始者D.D.パーマーの孫にあたるデイブ・パーマーによるパーマー家三代の歴史を振り返った本です。

D.Dパーマーの写真

カイロプラクティックの創始者D.D.パーマー。 1895年ダベンポートのライアン・ビルで自然磁気治療院を行っていました。 下記のハーベイ・リラードと出会うことで脊椎矯正を開始します。

ハーベイ・リラードの写真

1895年9月に初めてカイロプラクティック矯正を行った様子を「パーマー家三代の歴史」から引用します。

矯正を施された人はハーベイ・リラードという人で、祖父の治療院があったライヤン・ビルの清掃員をやっていた男性だった。 この人は耳が不自由で通りを行く馬車の音も、時計が時を刻む音も聞こえなかった。 祖父はこの人の話から彼が17年まえ身体を無理した時になにか背中がガクッと崩れるような気がして、それと同時に耳が聞こえなくなったという事実を知った。
(中略)
「彼の身体を調べてみると、椎骨のひとつが正常の位置からずれていた。私はこの椎骨を元の位置に戻せば彼の聴力は回復するのではないかと考えた。(中略) 私は問題の椎骨の棘状突起に手をかけて正常な位置に戻した。すると間もなく彼の聴力は回復したのである。」

パーマーカイロプラクティック専門学校の初期の写真

これは1897年に開校されたパーマーカイロプラクティック専門学校の初期の写真です。
一番左手がD.D.パーマーで、窓際の男性がその息子のB.J.パーマーです。
彼は1906年に父よりパーマースクールの権利を譲り受けます。
この年に7校のカイロプラクティックスクールがアメリカ各地で開校されます。

B.J.パーマーは新しいコンセプトや機械に関心の強い人で、西洋医学の病院に先駆けてX線診断装置を導入したり、当時珍しかったラジオ局を開局したりするアイデアマンでした。
このB.J.パーマーによりカイロプラクティックが大きく発展・普及し、後続の各テクニック創始者が彼の元から生まれてくるのです。

カイロプラクティックの現在

現在アメリカではカイロプラクティックの大学は16校あり、この大学の博士課程を修了すると「ドクター・オブ・カイロプラクティック」の称号が授けられます。 また、他の医療機関と同様にカイロプラクティックのケアは医療保険の適用対象となっています。

カイロプラクティックの基本的な考え

上記要点の3,4から身体の“歪み”の検査をし、“歪み”の矯正による機能的正常化と自然治癒能力の増進することでした。
ここでは“歪み”である脊椎のズレをどう検査し、矯正してゆくかをご説明します。

「自分は素人なんだから、そんな専門的なことは知らなくてもいい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
でも、もしカイロプラクティックを受けてみようと検討しているならば、一時的にでも大切なあなたの身体を他人に委ねるわけですから、その施術者がちゃんとしているかどうかの判断の目安としてカイロプラクティックの初歩の初歩と言えるこの考え方を知っていたほうが良いと思います。

脊椎のズレを検査する

アメリカではX線写真による画像診断が盛んですが、日本では手による触診が主要な検査法となります。
検査の対象となる椎骨(背骨の1つ)がどうズレているのかを正確に把握できることがとても重要になります。
そのためカイロプラクティックには「リスティング」というズレの表現方法があります。
どの椎骨がどういう風にズレているのか、ずいぶん時間がたって同じ検査者が見ても、別の人が見ても分かる共通言語のようなものです。

例えば[鎌倉で道が渋滞している]という状態を広く多くの人に伝えるときに、


「鎌倉の道が混んでいる」では漠然としていて伝わりませんよね。
「国道134号線で鎌倉市の七里ガ浜高校前から江ノ島方面に5キロメートル渋滞しています」のほうが伝わりやすいですよね。

どこの骨がどういう風にズレていたかをカイロプラクティックをやっている人なら、共通で理解できる表現法が「リスティング」なのです。

先程の渋滞の表現でいえば、どの地点から、どちらの方向へ、どれぐらいの距離、という物差しです。
ただし、これは地図上で線なりマーカーなりを引いて表現できますので、2Dの平面上の表現となります。
人の身体は平面ではないので、3Dの立体方向で見てどうズレているかという考えが重要になります。 椎骨が3次元でどうずれているかあらわした図
この画像は椎骨がX軸、Y軸、Z軸の3D方向でどうずれるかを表したものです。
この考え方をもとに、背骨がどうズレて、それをどうリスティングで表現するかをご説明します。
胸椎5番が後方・下方にズレた図
この画像は胸椎5番が後方そして下方にズレた側面図です。
カイロプラクティックでは椎骨は後方にそして重力の関係で下方にズレると考えています。
なぜならば図で赤い矢印で示しているところが、胸椎6番の椎間関節でそれを乗り越えて前にズレることは脱臼でもしない限り有りえないと考えているからです。
従って、青い矢印の方向へズレると考えています。
胸椎5番が後方・右回旋・左側屈にズレた図
この画像は胸椎5番が後方に、右回旋し、左側屈とズレた背面図です。
グレーに塗られているのが胸椎5番です。
なんだか象の顔みたいな形ですね。
なので以降、象の顔のパーツを使ってご説明します。
胸椎5番が後方・右回旋・左側屈にズレたのを触診する図
象の鼻のような形をしている部分が胸椎の棘突起です。
この画像では頭の上から見て(上の3D図ではY軸)反時計回りの右回旋をしています。
象の鼻のような突起が右にズレているわけですから、ズレた方向には幾分かの可動性があります。
逆にズレを戻そうという方向には抵抗があります。
だから、右にズレたまま固定しているわけです。
胸椎5番が後方・右回旋・左側屈にズレたのを触診する図の2
この図は水平面(上の3D図ではZ軸)で右左どちらに傾いているかの検査です。
同じく象のパーツを使って、耳の部分にあたるのが胸椎の横突起です。
この図では右の耳が上に、左の耳が下にズレています。
触診による可動検査では、右の耳を持ち上げようとすると可動性があり、左の耳を持ち上げようとすると抵抗感があります。
これも上の検査と同様、ズレてそのままの位置に固定しているわけですから、ズレを戻す方向には抵抗があるのです。

このズレをカイロプラクティックのリスティングで表現すると、「PRS」となります。
Pはposteriority(後方変位)
Rは棘突起(象の鼻)のright rotation(右回旋)
Sは棘突起が移動した側のsuperiorty(上方変位)
それぞれの頭文字をとったものです。
カイロプラクティックをちゃんと勉強したものであれば
「胸椎5番がPRSに変位しているので、そこを徒手整復した」と聞けば、大体のイメージが分かるのです。

脊椎のズレを矯正する

ここではズレた椎骨を矯正する基本的な考えをご説明します。
胸椎5番が後方にズレた図の腹臥位像
この画像は胸椎5番が後方そして下方にズレた側面図を反時計回りに90度横に倒した状態です。
多くのカイロプラクティックの矯正はベットにうつ伏せの状態になり、施術者が背中に手を乗せて行うので、その状態を示したものです。
胸椎5番は後方、下方にズレています。
胸椎5番が後方にズレた矯正方向の図
この画像は矯正の方向を示しています。 下方に落ちた椎骨を上方に持ち上げ(ベクトルA)、後方にズレた椎骨を前方に押し(ベクトルB)★の点まで関節の緩みを取り除きます。
実際の方向はベクトルCの曲線を描きます。

★の点から高速・低振幅でベクトルDの方向に“ドンッ”とやるのが1番数が多い「ディバーシファイド」や「ガンステッド」テクニックです。
世間一般で言われている、ボキボキカイロですね。
これはちゃんと勉強して、うまく習得すれば大変効果的なテクニックです。
では、矯正の方法には大別してどのようなものがあるのでしょう?

矯正の方法

細かく分けると数十種類はありますが、よく使われているテクニックは15種類ほどあります。
それを話を分かりやすく大別すると以下の通りです。

  1. 高速・低振幅のスラスト系矯正法
  2. 機械・器具を使った矯正法
  3. ソフトな持続圧・反射点を用いた矯正法

この分け方でそれぞれがどういうものかご説明していきます。

1.高速・低振幅のスラスト系矯正法

上の説明で、★の点から高速・低振幅でベクトルDの方向に“ドンッ”とやると表現しましたが、これをカイロプラクティックではこの技法を「スラスト」と呼んでいます。

ガンステッドD.Cの矯正風景

この画像はガンステッドテクニックの創始者クラレンス・S・ガンステッドD.C.の矯正シーンです。
カイロプラクティックや整体の看板やHPでよく見るシーンですね。
テクニックとしてはディバーシファイド、ガンステッドなどがこれに当てはまります。

2.機械・器具を使った矯正法
トムソンテーブル

ベットが首、胸、骨盤部位で分かれていて、重力でストンと落ちるタイプを使った矯正法や、ばね仕掛けの器具を使った矯正法です。
テクニックとしてはトムプソン、ピアーズ・スティールワゴン、アクティベーターなどがこれに当てはまります。

3.ソフトな持続圧・反射点を用いた矯正法

脊椎に対する極々小さな持続圧を使ったり、筋力テストや反射点への刺激を加える矯正法です。
テクニックとしては頭蓋矯正、SOT(仙骨後頭骨テクニック)、AK(アプライドキネシオロジー)などがこれに当てはまります。

SOTとAKテクニックの図

カイロプラクティックのテクニックの種類

Wikipediaからアメリカでよく使用されているテクニックを引用します。

施術技法 詳細は「カイロプラクティック治療テクニック」、「アジャスト」、および「脊椎アジャストメント」を参照 NBCEではよく使用される技法について集計を行っており、以下は2003年の集計である よく使われているテクニックの表
Wikipediaから引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/カイロプラクティック

SOT(仙骨後頭骨テクニック)とは

SOT(仙骨後頭骨テクニック)とはアロハカイロ&フットパラダイスでもっともメインに使っているテクニックです。このテクニックの概要については、私が20数年前にSOTを学んだカイロプラクティックの協会P.A.A.C(パシフィック・アジア・カイロプラクティック協会)のSOT専門組織のHPがわかりやすいので引用します。

SOT(仙骨後頭骨テクニック)はM.B.ディジョネットが確立したテクニックで、仙骨(Sacrum)と後頭骨(Occiput)の関係性から名づけられた治療法です。 この2つの骨は脳と脊髄を覆っている硬膜で固定されており、この膜の中は脳脊髄液(CSF)で満たされています。
脳脊髄液は中枢神経の保護や栄養の補給、老廃物を運び出す役割をしており、後頭骨と仙骨の規則的なわずかな動きで脳と脊髄、ほかの神経組織のまわりをめぐり体を循環しています。 この循環システムこそが、健康にとってもっとも重要な機能なのです。
(中略)
SOTは、この脳脊髄液の循環を整えることで、人間の本来持つ自然治癒力を高める治療法なのです。
引用元:SOT JAPANからhttp://soto-japan.com/sot/

SOTの始まり

M.B.ディジョネット

M.B.ディジョネットの経歴はエンジニアからスタートしています。
自動車産業の工場で爆発事故に逢い、それを契機に人々の健康を助ける仕事に人生を捧げます。
まず初めに学んだのが「オステオパシー」
頭蓋オステオパシーの創始者のウィリアム・ガナー・サザーランドD.O(ドクターオブオステオパシー)に学ぶことになります。

その後爆破事故の後遺症として背中の痛みに苦しんでいた彼はカイロプラクティックを学びます。
そして、銀行のテナントの一部を借りてカイロプラクターとして開業しました。

開業後、人体の生理学的構造を研究し、色彩虹彩の研究がカメラフィルムのコダック社の特許を得ることになり、莫大な特許収入を得ます。
しかし、借りたテナントを出ることもせず同じ場所で、オステオパシーとカイロプラクティックで効果が出ない症例を集め、たった1ドルを請求して終生研究にあたりました。

SOTの特長

身体の歪み、脊柱、骨盤、内臓、四肢(腕と脚)頭蓋骨のどこに原因があるかを検査し指標(体の反応や反射)に基づいて、非常にソフトな力で体に負担を与えずに調整する方法です。

SOTのテクニック

終生の研究の結果から「テクニックのデパート」と称賛されるほどテクニックは多岐にわたります。 ここでは代表的なテクニックを挙げていきます。

カテゴリーシステム

人が生まれ、成長し、老化してゆく過程で、どう悪くなってゆくかを30数パターンに分類し、それを大きく3つのカテゴリーに分けて調整法をまとめたのがカテゴリーシステムです。
カテゴリーⅠ、Ⅱ、Ⅲそれぞれに応じて調整法があります。

ブロッキング

骨盤の矯正方法

上記のような感じで骨盤にブロック(クッション素材の物)を入れて調整します。 カテゴリーⅠ、Ⅱ、Ⅲそれぞれに応じて入れ方や角度、深さが異なります。

ここから下の3つは先程の引用元:SOT JAPANから引用します。

内臓調整(C.M.R.T)

脊椎(背骨)のわずかなズレが起こると神経の流れが滞り、その脊椎に関連する内臓に様々な問題(体性内臓反射)が起こります。また、内臓の疲労による反射(内臓体性反射)は関連する脊椎のねじれを引き起こします。後頭骨ラインという反射を用いて問題の脊椎を特定し、脊椎の調整を行い正常な神経伝達を促し、CMRT(カイロプラクティック・マニュピュレーティブ・リフレックス・テクニック)を用いて各内臓の防御反射を除去し、機能を回復させます。

四肢(腕と脚)

長期間に及ぶ骨盤や脊柱の歪みは四肢に歪みを引き起こし、四肢の問題を見落とすと骨盤、脊柱の歪みが再び戻ってしまいます。また、事故や直接的な怪我、障害により四肢から骨盤、脊柱に問題も起こります。股関節、肩、肘、足関節など、どのように脊柱に影響を及ぼすかを判定し、その部位の治療を行います。

クラニアル(頭蓋骨調整)

頭蓋骨は15種23骨の骨で構成されていて、各々ごくわずかな動きが起こり、脳脊髄液(CSF)の流れを促し、神経システムを正常にしています。 しかし骨盤、脊柱の歪みにより頭蓋の中の膜がねじれると、仙骨後頭骨ポンプメカニズムのバランスを失わせます。これがCSFの流れを妨害し、老廃物、栄養不足、神経エネルギーの妨害などが全身に起こっていきます。頭蓋骨のストレスを解除しCSFの流れを整えることで、脳と神経システムの正常な機能を回復させます。

アロハカイロの調整法

上記の矯正方法の3.ソフトな持続圧・反射点を用いた矯正法が主要な調整法となります。

アロハカイロでよく使われているテクニックの図

これはアロハカイロでよく使うテクニックの画像です。
Wikipediaのアメリカでよく使用されているテクニックの表から
7.仙骨後頭骨テクニックは上の画像の①と③
9.頭蓋テクニックは上の画像の④
10.アプライド・キネシオロジーは上の画像の②を撮ったものです。

アロハカイロの調整の流れ

  1. オフィス風景

    オフィス内風景

    アロマオイルの香りが漂い、ヒーリングミュージックやハワイアンミュージックが流れています。

  2. 問診

    問診シーン

    問診表に記入して頂き、それをもとにツライ症状、原因、過去の病歴などをお聞きします。

  3. 姿勢分析

    姿勢分析

    身体の歪み、体重のかけ方等を調べます
    終了時にどういうこと気を付けたら良いかご説明します。

  4. 可動検査

    上半身可動検査

    姿勢分析、身体の曲げ伸ばしやねじりなどを検査してどこの動きが悪いかを調べます。

  5. 筋力検査

    大腰筋筋力検査

    筋力テストは神経の反射を診ており、これで身体のどこに異常があるかを調べます。

  6. 骨盤調整

    骨盤調整

    写真にもあるブロックというクッション素材で骨盤のねじれを自分の体重で正常な方向へ戻してゆきます。

  7. 内臓調整

    内臓調整

    カイロプラクティックの反射点に反応のあった内臓に対して調整をしてゆきます。

  8. 頭蓋調整

    頭蓋調整

    脳と脊髄を浸している脳脊髄液の流れを整えることで、より神経の働きを高められます。

    この調整はとても気持ちが良くほとんどの方が眠りに落ちてしまうほどです。

  9. フィードバック

    施術後フィードバック

    検査の結果どうだったか、どこをどういう目的で調整したか、今後どういうことに気をつけていただきたいか等を説明します。

なぜ身体は歪むのか―アロハカイロの考え


アロハカイロでは利き手・利き足・重心(体重配分)が重要だと考えています。

例えば、右足に体重をかける人は右下半身の筋肉群が短縮し、右の骨盤を後下方向(後+下)へねじります。
骨盤の上に乗っている背骨は弓なりにカーブを描き、結果この図のように身体が歪むことになります。

問題なのは歪むことによって神経の出口が圧迫・干渉され身体中の様々な場所に症状が 起きることなのです。
カイロプラクティックでは、この神経干渉がその人の本来持っている自然治癒力を十分に発揮できない原因の1つだと考えています。

頭蓋仙骨リズム

脳脊髄断面図
アロハカイロの主要なテクニックの1つに頭蓋仙骨リズムを整える調整法があります。
頭蓋仙骨リズム?何じゃそれ?と思われた方がほとんどだと思います。

まず構造の説明から・・
脳と脊髄は硬膜というスーパーのビニール袋のような質感の膜に包まれ、頭蓋骨と脊柱管という骨の容器の中に入っています。脳・脊髄と膜の間には脳脊髄液という血液から濾し出された透明の液体があります。
イメージで言うとスーパーで売ってるパック詰豆腐!あんな感じです。(例えが悪いかもしれないですが)

この図は脳と脊髄の断面図です。
重要なのは脳と脊髄は脳脊髄液に浸されそれから栄養分の補給をしていることです。
この脳脊髄液は脳の中で生産され下の脊髄から末梢神経へと循環して行きます。

この脳脊髄液の循環のために身体がリズミカルに(大変小さなリズムなので一般の人には分からないでしょう)動くのを捉え調整してゆくことで神経の働きをより良くしてゆくのが頭蓋仙骨リズムの調整法なのです。
身体の奥深くを整えると言えるでしょう。

アロハカイロの流れにも頭蓋調整の写真がありますが、受けてみるとただ触れられているだけの感じがするでしょう。
見た目地味なテクニックなので何をされているのか不思議がる人もいるようですが身体の奥深くを整えるので体質改善にとっても有効な調整法なんです。

カイロプラクティックでご来院された方の内訳(紹介型の治療院です)

受付時にご記入頂いく予診表に「ここをなぜ知りましたか?」という質問の項目があります。

2002年11月のオープン以来ご来院頂いたカイロプラクティックの顧客内訳が以下の通りです。(2009年12月末現在)

紹介グラフ割合
紹介で来られた方が50.5%
半数の方がカイロプラクティックを受診して「あそこ良かったよ」のご推薦のお言葉でご来院頂いているのです。

その紹介先が多くは大切な家族。
2006年の少し古いデータですがご来院の方々のその後の内訳は
友人と→25.1%  夫婦で→16.1%  親子で→9.2%
兄弟と→ 2.3% 1家族で→ 6.0% 3世代で→2.4%
1人で→38.2%

と、60%以上の方がどなたかと、こちらアロハカイロ&フットパラダイスを利用して頂いてます。

東芝ITコントロールシステムの高田靖久氏によれば、コンサルタント業務で美容院から飲食店まで800社以上のリピート率(1度来店した顧客が再来店する率)を調べたところ平均30%だそうです。


その本を読んでカイロプラクティック顧客のリピート率を調べてみたところ・・・

リピート率グラフ
   そのリピート率53.6%

  • 紹介者の多さ
  • 1人で行くのではなく家族、あるいは3世代にわたってのご利用
  • リピート率の高さ


これらの数字は顧客満足度の高さの表れと自負しています。

え~、それでもそのデータはそちらが提示してるデータでしょう?と思われる方もいらっしゃることと思います。

そのために第三者の評価であるお客様の感想ハガキの一部を「お客様の声」に載せています。
ご参考になさって下さい。

なぜここまでくどいかというと、私自身が購買行為に対して非常に慎重な性格だからです。
石橋を叩いて、叩いて、それでも渡らない。
さらに叩いて、叩きすぎて石橋を壊してしまう(笑)
そんな慎重な性格だから、ここまで提示してしまうのです。