~くつろぎの場所へ旅する~
12月に入って、どこもすっかりクリスマスムード。
昨日は、「クリスマスと言ったら、ここでしょ~!?」の表参道に行ってきました。
表参道は、私にとって非常に縁のあるところ。
学生時代は毎日、その後、3年ほどのブランクがあり、
靴の仕事をするようになってから10年以上通っていた場所です。
ここのところ、ご無沙汰だったのですが、行ってみたい本屋さんが近くに2箇所ほどあったので
思い切って出かけてみました。
ちょっと行かないうちに、すっかり変ってしまっていて、
まさに、「おのぼりさん」のように、周りをキョロキョロしながら表参道駅から出発。
まずは、『暮らしの手帖』の編集長で知られる松浦弥太郎さんが主宰のCOW BOOKSへ
駅から5分、246号から脇に入ったところ、お洒落なビルの2階にひっそりある小さな古書店。
お店独特のチョイスで、まるでギャラリーのよう。
すぐ隣には大きなテーブル一つあるCafeがあり、いかにも表参道!っていう感じのお店です。
本を楽しみに出かけたので、雰囲気だけ楽しませてもらいました。
本店は中目黒にあるそうなので、そちらの方が、古本屋さんとして楽しめるかもしれませんね。
そして、次は、某ラジオ放送で知ったBookstore。
雑誌『SWITCH』『coyote』編集部直営の本屋・カフェ Rainy Day Bookstore & Cafeです
表参道の駅から西麻布のフジフィルムビル近く。
細い道を入っていって「こんなところにあるのかしら?」みたいなところにありました。
コンセプトは
「読書は旅をする幸福に似ている」
というだけあって、自分の世界を作り上げられるとってもアットホームな空間でした。
木のテーブルと椅子が並び、
『SWITCH』や『coyote』に関連する本を中心に様々な本が程よく並んでいました。
どの本も、日本に居ながら世界を旅できるような内容のものとか、
ちょっとの工夫で今の生活が楽しくなる・・・というアイディア溢れるものでした。
また、ちょうど今は、下田昌克さんの世界のお土産展が展開していました。
ユニークな展示(例えば、黒のおしゃれな帽子なのに牛の角が生えていたり、どこに飾ったらいいんだろう?と思う人形だったり)を見ているだけでも楽しくなります。
Cafeでは自家製のビスコッティーやマフィンがあり、作家の片岡義男さんのオリジナルブレンドコーヒーをいただきましたが、とても美味しかったです。
お店の雰囲気も好きだし、Cafeのスタッフの方々もとても親しみやすい良い方々なので、
この店が鎌倉にあったら、毎日通いたくなりました。
店内の写真をお届けしたかったのですが、小心者の私は「店内の写真撮ってもいいですか?」
と聞くことが出来ず、店の入り口だけ帰りに撮ってきました。(しかもピンボケ)
ゆっくりCafeで「読書旅」していたら、店を出る時はすっかり暗くなっていて、足早に表参道駅へ・・・
すると、表参道の交差点は日中とはすっかり変って、綺麗なイルミネーションで輝いていました。
クリスマスをあらためて感じたひとときでした。