銭湯の日
10月10日が銭湯の日だって知っていましたか?
1010=せんとう だそうで、1991年に江東区の銭湯が始めたそうです。
たまたま、その銭湯の日に、うちは銭湯に通い始めました。
いや・・・実は、我が家のお風呂が壊れまして。
2年ほど前までは、自宅のすぐ近くにウェルハートピアという
厚生年金施設の日帰り温泉があったのですが、その施設が無くなってしまって、
この度、非常に困りました。
鎌倉には、やはり、数年前まで、鎌倉駅西口から徒歩3分ほどのところに
非常に長く愛されていた銭湯があったのですが、それも無くなり、旧市街地で残るのは1件。
材木座にある「清水湯」
我が家からは、自転車で3分ほどのところなので、行ってみるか・・・と。
それが、10月10日だったのですね。
すぐ近くにあった、日帰り温泉施設は、
シャンプーからボディーソープ(2,3種類)、化粧水まで備え付けで、
ドライヤーはモチロン無料だったのですが、銭湯は?
バスタオルとタオル、着替えだけを持って出かけようとする旦那を呼び寄せ、
心配だったので、一応、フル装備で出かけたのですが・・・正解!!
あるのは、風呂桶とイスのみ。
何十年と変わっていないであろう、木の番号札のついた下駄箱、
ガラガラ引き戸を開けると、あるのが番台。
瓶の牛乳が売っているケースがあったかどうかまでチェックしてないのですが、
なんか、あってもよさそうな、とっても懐かし~いお風呂屋さんです。
シャワーは洗い場の半分にだけ、備え付け(ハンドル式ではない)のシャワーが付いていて、
温度調節は無し。
給湯部も左に赤、右に青の蛇口。自分でその都度調節するタイプ。
そして、高い天井と、広い湯船。(これが気持ちがイイのですよね。)
脱衣所には、常連さんが、涼みながら、井戸端会議。
あらゆるものが、幼い頃に体験したような、懐かしさがあって、楽しくなってしまいました。
最初にお話したとおり、10日は銭湯の日。
その日、清水湯さんは、みかん風呂でした。
肌がツルツルになり、懐かしさを楽しんだ後、帰りに「ジャバラ飴です」と、
飴を2個頂いて帰りました。
それから、何回か、お世話になっています。
それにしても、お風呂が壊れたのが、真夏や冬でなくて良かった。
この季節なら、銭湯通いも苦にならないです。
帰りは、気持ちの良い風に吹かれて、自転車をこぎ、
夜はリラックスしてグッスリ眠れます。
でも、風呂は自分の家に壊れずしてあり、いつでも入れなきゃ、不便でなりませんね。