9月に入っても、30度越えの暑さが続いています。
「今日が暑さのピークです」・・・
という、天気予報士のコトバが出てから、何日になるのでしょう?
といっても、夕立など雨が降った後は、急に涼しくなったりするし、
夏の疲れがたまって、体調を崩している人が多いですね。
世田谷記念病院副院長の酒向先生によると、
「今は、暑さによる消化機能低下や、大量の汗によろミネラル不足、
自律神経のバランスが低下していることによって、
急に涼しく寒く感じると風邪を引きやすいので、注意が必要です」
とのこと・・・。
こちらにお越しのお客様にも、急な発熱、咳・のどの痛みを伴う風邪を引かれた方が
多くいらっしゃいます。
今の時期に、注意したいのが部屋の温度。
外気との差を4~5℃にし、身体に負担を掛けない。
寝不足は、自律神経のバランスを崩すので、もし、眠れなかったときは、
ちょっと辛くても、朝しっかり起きて、朝の太陽の日を浴びて散歩などをする。
それによって、身体のリズムを整えることが出来るので、晩に眠れます。
37~39℃のお湯にゆっくり浸かる半身浴もリラックスが出来るので
オススメです。
また、暑いからといって、真夏のように水のがぶ飲みは厳禁。
心臓や、疲れた内臓に負担が掛かりますので
1回に150~200cc位を補給して、1日に1~1.5Lを目安に。
ずっと屋内にいて、身体を動かしていないのであれば、
1回に飲む水の量は、100cc程度で良いそうです。
また、身体が冷えたな・・・と感じたら、
腹巻がオススメ。
暑いので、布団もタオルケットも剥いで寝てしまうこともしばしば・・・。
そうすると、身体の中心が冷えるので、
体調を崩してしまうこともあります。
その予防には、ハラマキなんですね。
食の面からは、ショウガや黒コショウ、シナモンなどのスパイスも
体を温めますので、料理に使ったり、飲み物に入れるのも良いですね。
写真は、ホーリーバジル・・・
バジルの花です。
バジルは疲れた消化器系を整えてくれるハーブです。
バジルの葉は、イタリア料理でよく使われますが、
花の部分は、水の中に入れておくと、水がまろやかになり、美味しくなりますし、
ドライにして、紅茶に入れたり、ハーブティーとして楽しむことが出来ますので
ぜひ、活用してみてください。
さて、
Ka la i ka Mauliola
の意味ですが、ハワイ語で、
「太陽は生命の源。自然がすべてを治癒してくれるのだ。」
という意味合いを持っています。
朝の日光を浴びて、規則正しい生活を心がけていきたいものですね。
昨日で、3.11から一年。
午後2:46には、私も、東北に向かって、黙祷。
本当に、東日本、いや、日本人にとって
とても大変な一年でした。
これからも、自分に出来ること。
ほんの小さいことでも、復興でがんばっている人達に
役立つことがあれば、取り組んでいこうと思います。
さて、話は前回の続き。
ここ鎌倉は世界遺産認定のために色々と取り組んでいますが、
前回に紹介した、レユニオン島は2010年に、世界自然遺産に認定されています。
レユニオン島は、フランス領で、
以前、ブルボンと呼ばれていて、
そのため、弊院にあるゼラニウムのオイルのボトルにも
「ブルボン(仏)」
と書かれていたのだということが分りました。
ところで、レユニオン島ですが、
これは、アフリカの横にある大きな島、マダガスカルは
皆さんご存知だと思いますが、その東800kmにあります。
というと、さぞかし暑い国だと思われるかもしれませんが、
決して大きくない(どちらかというと小さい)島には、
標高の高い山々もあり、気候は2分されるそうです。
おそらく、その山の辺りにあるゼラニウムが
エッセンシャルオイルとして使用されているのでしょう。
もうちょっとレユニオン島の話をすれば、
この島の特徴は、非常に多雨だということ。
1日の降水量が世界一になったこともあるそうです。
そして、花の蘭(ラン)の王国で、8割がレユニオンの固有種だとか。
さらには、私も大好きなコーヒー。
今現在、世界の70%のアラビカ種。
そのナント!!半分にブルボン種が入っているというのですから、
これはビックリです!
18世紀にフランスがこのレユニオン島で栽培し始めたのが
世界に広がっていったということですね。
こんな、色々な顔のあるレユニオン、
最近は、
キャニオニングという、自然のウォータースライダーといわれる、
トレッキングと同時に、ウォータースポーツも楽しめたり、
美しい海でマリンスポーツやグルメ・・・と、
観光客も増加傾向にあるようです。
島の人々もとても明るく、以前、色々な国の支配下に置かれたり、
虐殺があったり・・・と辛い出来事があったとは、とても思えませんでした。
本当に、『世界ふしぎ発見!』をみていて、
今すぐにでも行きたくなりました。
さて、冒頭の東日本大震災から一年が経ちましたが、
鎌倉にも、被災地から、東北で生産した品々を持って
復興して頑張っている様子を伝え、届けてくれています。
まだまだ、これからがスタートだと思いますが、
明るく元気に、「頑張ってます!」という姿をみせてくれると、
まさに、今回のタイトル、
`A ‘ole pilikia !
ハワイ語で、
「大丈夫!」とか、「No ploblem!」
という意味なのですが、
そういうコトバが聞こえてきそうな気がしました。
レユニオンで生きる人々。
東北で頑張っている人々。
本当の笑顔が戻るには時間がかかるのだと思いますが、
応援し続けたいと思います。
このタイトル、昔、井上陽水さんが某車のCMで言っていたセリフまんまですね(笑)
9月以降、以前、神奈川にお住まいだった方で、現在、海外や他府県にお住まいの方が
当院にご来院いただくことが多くなっています。
先月は、イギリス在住のご夫婦。
そして今月は、福山(広島)に在住の方・・・などなど。
昨年も、石川県のご実家に戻られた方が、出張で関東にいらっしゃった時に
お立ち寄りいただいたのも、確か、この時期だったように思います。
覚えていて下さるのだな・・・と思うと、涙が出るくらい、とても嬉しいです。
さて、話は変わって、
先月の台風の爪あとが、まだ残っている中、
我が家のハイビスカスが急に咲き始めました。。。
庭の植木が、ことごとくやられてしまい、
実をつけていたトマトも全滅状態だったのですが、
雨風をしのいだハイビスカスが、2年ぶりに花を開かせたのです。
これもまた、嬉しいです。
昨日は、30年来の友人が入院・手術を終え、無事退院の連絡。
嬉しい事が続いています。
この時期は、日中と朝晩の温度差が大きく、
寝違いや、ぎっくり腰、寝冷えによる風邪など
体調を崩しがちです。
いつもよりも、気を使って体調管理してください。
そして、辛くなったら、いつでも、顔見せに来てくださいね。
桃の節句も過ぎて、
すっかり春
という日もあれば
その翌日は、真冬
という気温だったりして・・・
身体も気持ちもアップダウン差が激しいですよね。
この時期、ホルモンのバランスが崩れやすく、女性のプチ鬱発症率が非常に高いのです。
なんとなく、
・頭が重い(痛い)・・・
・体がだるい・・・
・肩が凝る・・・
・寝ても疲れが取れない・・・
・何もやる気が起きない・・・
・生理が不順だ・・・
・熱っぽい・・・
・楽しい事がない・・・
etc.
という症状がいくつもみられる人。。。要注意です。
季節感の感じられない屋内などで、長時間仕事をしている人、
ストレスの多い生活をしている人、などに特に多いようです。
気分転換が思いつかないくらいになると、かなり深刻ですよね。
という私も、今はそういった症状は無いのですが、
仕事が立て込むと、ちょっと危うくなる時もあります。
そこで、気分転換としてやっているのが、朝のヨガとチベット体操。
チベット体操というのは、ヨガに非常に似ているのですが、
基本の5つのポーズを呼吸をうまく使いながら繰り返し行うことによって
代謝をアップさせます。
朝、良い事を考えながら行うと、精神的にもポジティブになれるそうです。
ということで、毎朝、起床後、一番最初にやることにしています。
また、ヨガは、近くのスタジオに週1回、仕事前に通っているのですが、
自己流でやるのと違い、きちんと動きを客観的に修正できるので、
終わった後、とってもスッキリします。
毎回、体調に合わせて、インストラクターがコーディネートしてくれるのは嬉しいです。
これは、私の例ですが、
私の周りで、毎日元気な女性に話を聞くと、
・早朝ウォーキングをしている
・午前中にジョギングをしている
・朝、海に入る(サーフィンです。寒中水泳ではありません)
など、午前中に何かしら体を動かしている人が多いようです。
実際、医学的にも、
午前中に有酸素運動などをして体を動かす事によって、
午後の早い時間に体温が上がるので、夜、しっかりと深く眠れるそうです。
これによって、疲労も溜まりませんし、
なんといっても成長ホルモンがしっかり作用して、お肌に良い!
良いこと尽くしですよね☆
そして、朝食前の運動は、糖質、脂肪を消費しやすく、ダイエットに効果的だそうですよ。
毎日忙しい女性の皆さん、
頑張って、この時期こそ、朝、体を動かしましょう!!
日中、汗ばむ日もありますが、すっかり過ごしやすくなりましたね。
まさに、スポーツをするのに気持ちが良い季節。
運動会やスポーツの大会も多いようですね。
また、新たに運動を始めようか・・・と言う人も多いのでは?
でも、いきなり激しい運動をすると、足がつったり、怪我をしたりしやすいもの。
準備運動が大切なのはモチロンですが、しっかりと栄養も補って、運動に最適のカラダ作りをしましょう。
普段、運動をしない人は、ちょっとした運動でも足がつることがあります。
足がつるのは、脳からの「動け!走れ!飛べ!」という指令が、筋肉に上手く伝わらず起こるものです。
怪我や足のつりを予防するには、その脳からの指令をスムーズに筋肉に伝えるために必要な栄養素、
ビタミンB群、カルシウム、マグネシウムの多い食事を運動前にしっかり摂ること。
鎌倉には、その栄養素が豊富に含まれた、シラスや、ちりめんじゃこがありますよね!
ビタミンB群は豚肉や緑黄色野菜豊富に含まれています。
運動会の前日は、しっかりと栄養を摂って、
お子さんはモチロン、お父さん、お母さんも飛び入り参加して
体を動かしてリフレッシュしましょう!!
また、運動の間は、汗をかいて血液が濃くなるので、しっかりミネラルを含んだ水をとり、
体のすみずみまで酸素が届いてエネルギーが燃えるように促しましょうね。
気持ちだけ先走ってカラダが追いつかない・・・と言う事にならないように。
前回、取り上げた、鶴岡八幡宮の大銀杏は、その後、少し離れた場所に植え替えられたそうですね。
無事、育ってくれると良いなぁと思っています。
さて、今回は同じ植物関連で、スギ花粉
今年は花粉の飛散量は少ないであろうという予測ですが、
雨の後の晴れ間、しかも風の強い日は、花粉症ではない私でもちょっと気になります。
ところで、日本で言う花粉症、イギリスではHay fever(ヘイフィーバー)といいます。
日本のように、スギではなく、イネ科の植物の花粉に反応の出る人が多いそうです。
イネ科の植物がイギリスに???
と思っていしまいますが、例えば、一般的なイギリスの芝もイネ科だそうで・・・それなら納得
さて、話は戻って花粉症の人にとって、この時期はとてもツライですよね。
毎年、この季節になると、コラムでも取り上げているのですが、花粉症対策
過去に取り上げたのが、乾布摩擦、マスク、甜茶などなど・・・
今回は、アロマです。
一回発症してしまうと、症状の度合いは違うものの毎年繰り返してしまうので、
薬(ステロイドや抗ヒスタミン剤など)には頼りたくないという方に。
症状を緩和するのは、スーッとした香りで鼻づまりを解消し、
呼吸器系の炎症を鎮めて鼻水や痰などの多すぎる粘液の分泌を減少させる
ユーカリラジアタがおすすめです。
ユーカリラジアタはユーカリグロブルス(一般的にユーカリという名称で販売されている精油)よりも、むせることなく、
また、その作用も優れていて子供にも使用できる利用価値の高いオイルです。
使い方は、スィートアーモンドオイルやホホバオイル、無ければ、
お手持ちのボディーミルク(無香料)を500円大の量、手にとって、
ユーカリラジアタを2,3滴たらしてよく混ぜ、のどから胸にかけて塗布します。
以前あった(今もあるのかな?)ヴィックスヴェポラップみたいにスーッとして、
就寝前に塗ると良く眠れます。
また、カップに熱湯を注いで、そこに1滴垂らし、
その湯気の前に鼻と口をもっていき、深呼吸します(やけどに注意)。
いずれも簡単に出来る方法です。
ペパーミントをティッシュに数滴垂らしてハンカチで押さえて呼吸するのも、外出先では良いですね。
目のかゆみにはラベンダーもしくはローマンカモミールの冷湿布がおすすめです。
冷湿布の作り方も簡単
洗面器に2リットルの水を入れ、そこにラベンダーもしくはローマンカモミールオイルを
4,5滴入れてよくかき混ぜます。
表面に浮いている油膜をタオルに含ませてしぼり、まぶたの上に10~15分のせます。
かゆみが落ち着くまで2,3回繰り返すと良いでしょう。
いずれの精油もこちらで取り扱いがありますので、気になる方はお試しください。
大寒は過ぎましたが、まだまだ寒さはこれからですね。
さて、今回は、健康チェックのちょっと面白い話。
健康状態は体のあらゆるところに出てきます。
自分自身ではわからなくても家族やパートナーが「あれ?」と思うことってあると思います。
多いのは寝ている時!!
実は寝相には心理状態が良く出るってご存知ですか??
1970年代、アメリカの精神科医ダンケル博士が行った研究で、寝相で性格がわかるというユニークな研究でした。
ダンケル博士によれば、人間は寝相から4つのタイプに分類できるといいます。
【大の字に寝る王様型】
開放的で自信家。精神的に安定している人がとる寝相。
【うつぶせ型】
意外と多いのがこのうつぶせ型。
几帳面で自己中心的、生活を予定通りにコントロールしたがります。
臨機応変が苦手なタイプで、うつぶせ姿勢は支配心の表れだそうです。
【半胎児型】
内臓を守りやすい姿勢で、病気のときや不安な時に多くとる姿勢です。
バランス感覚がよく、直面する出来事にも過剰なストレスを感じることなく対処できるタイプ。
【胎児型】
横向で体を丸め、枕などを抱きかかえて顔や内臓を隠すようにして眠るこのタイプ。
自分の殻にこもり特定の人間関係に依存したがり。閉鎖的になっている状態です。
手足や手首を交差させて寝るときは悩みを抱えている時や悩みを抱えやすい人がする寝相など、ユニークな健康診断ですね
ちなみに、私は子供の頃はひどく寝相が悪くて、180度回転、枕元に足が来て、足がくるべき所に頭が・・・なんていうのは当たり前。
2段ベッドで寝ていた時は、柵を乗り越えて下に落ちそうになること、しょっちゅうだったので、ベッドに備え付けの柵のほかに、アイロン台をサイドに立てられていました(笑)
一番ひどかったのは、アイロン台を立てている反対側、実は、摺りガラスだったため危険なので、やはり、柵を立てていたのですが、夜中寝ている間にそれをはずしてしまって、踵で思いっきりガラスを蹴り破って(K-1のアンディーフグのように・・・)しまったことがありました。
ものすごい音に驚いた両親が部屋に飛び込んでくると、下の段に寝ていた弟の枕元には、割れたガラスの破片がいっぱい!
にもかかわらず、私は平然と寝ていて、しかも、怪我ひとつしていなかったので、親はあきれ返っていました。
そんな私も、大人になるにつれて寝相は良くなり、夫も安心して寝ているのではないかと・・・。
ちなみに、私はどちらかというと、大の字型。夫は、以前はうつぶせ型だったのですが、最近は半胎児型かな?
みなさんはいかがでしょうか?