今年の冬は暖冬で(と言っても昨夜は雪が降りましたが)鎌倉観光に来られる方が依然多いようです。
そんな中、ある風景を目撃しました。
その風景とは、50歳代後半ぐらいの男性の観光客の方がデジカメで何かを撮っている。
その先にあるのが、郵便ポスト!
そう、私も鎌倉に観光で来てた時に
「うぁ、懐かしい!」
と感動してしまった、円柱型のお馴染みのポストです。
ここ鎌倉には案外とこのタイプのポストが残っています。
そのポストを巡って材木座と由比ガ浜の2回に分けて散歩します。
このポストがある場所は材木座の海岸橋を少し過ぎて、九品寺へ
むかう途中、交差点があります。以前はここにNTTのゆかり荘という保養所があったのですが、今はは駐車場に。
このポストは郵便差出箱1号丸型というもので昭和24年から使われているものだそうです。
さて、このポストは少しくたびれているようです。
ここは水道路近くの妙長寺前のポストです。
この郵便差出箱1号丸型の後継タイプが郵便差出箱1号角型と言うもので今でもよく街で見かける四角いポストなのですが、このタイプは昭和45年から100通以上投函されるポストを中心に切り替えられたそうです。
そして、このポストは鎌倉いずみ幼稚園近くの交差点にあるポスト。
3つのポストとも鏡餅の様な形をした置石の上にあるのがわかりますか?
これを「根石」と言うそうです。
この郵便差出箱1号丸型が案外と多く、鎌倉に残っているのは投函数が少なかったから残されたというよりは、郵便局により観光資源のひとつとして残されたと、思いたいのですがどうでしょう?