☆空爆 注意!☆

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 私たちがここ鎌倉に転居してきたのは2001年の5月のことでした。
それまで東京に住んでいたときは2~3ヵ月おきに大好きな土地である鎌倉に遊びに来ていたように思います。
越してくる前に住んでた町は大塚。
といっても、東池袋に程近く池袋までは歩いて10分。
住んでいたアパートからはサンシャインビルがすぐ近くに見えていました。

 鎌倉に引っ越してきた当初、思ったことは空が青いて広い!でした。
そして、今の自宅は材木座の滑川の河口に近い海沿いの場所にあります。
ちなみに滑川(なめりがわと読みます)は鎌倉市街地の中心部をほぼ南北に流れる川です。
頼朝の時代は今よりも水量が多く八幡宮や鎌倉宮と海との間を船が行き来する運河的な機能を持った川だったようです。

さて、海から1本陸地側に海岸橋という橋があります私はこの橋の上を毎日2往復はするのですが、引っ越してきた当初も鯉が泳いでいてきれいな川だなと思ったんですが、ここ2~3年は特に水質がきれいになったように思います。
ある時期になると橋の上から釣りをやっている人がいる。
何が釣れるんですかと覗いてみるとバケツにうなぎが何匹も釣れていたりするんです。

aosagi.jpg

 さて、その水質がきれいになったと同時に見れるようになった生き物が水鳥。
下の画像にあるのがカワウ(川鵜)とアオサギ(青鷺)やダイサギ(大鷺)たちです。
カワウ(川鵜)は長良川の鵜飼いで有名なあの鳥です。
水質がきれいになったため川に魚が増え、それがあの水鳥たちをこの滑川の河口に呼び寄せたのでしょう。

毎朝、私はこの橋を通るのですが、 橋の上の電線にいつもいる彼らを観察するのが日課になっています。
不思議と電線の上でも指定席があるらしいのです。それに、いつも電線の上から海(河口)の方にしか向いていない。
1羽のときもあるし、3羽のときもある。

kawau.jpg

羽を大きく広げ、小刻みに震わせるポーズをしばらくとっていたり。
でも、下を通るときは要注意。
以前も下を通り抜ける寸前で1メートルほど手前に 「ポチョリ」 と音がする。
空爆には気をつけなければなりません。

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