前回はスパムメールがストーリー展開を持って送って来られたらどうしよう―という私の空想癖を膨らませた話でした。
今回は空想癖つながりで前回の「お母さんより 隆文へ」のメールが送られてきた4月2日に見た映画の話です。
その映画は「LIFE!」
YAHOO!映画のサイトからこの映画の紹介文を転用します。
―凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していくさまを、ベン・スティラー監督・主演で描くヒューマンドラマ―
はっきり言って私は、フランスやイタリア映画などの人間関係を淡々と描くタイプの作品は好きではありません。
だから、ヒューマンドラマという言葉自体好きではありません。
ハリウッド産業の術中にはまった映画ファンで、SFX大好き、アクション大好き、銃撃戦大好き人間なんです。
ここ何年かで見て面白かった映画はレオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」ずーっとさかのぼってキアヌ・リーブス「マトリックス」など。あえてフランス人の監督を挙げるならリュック・ベンソンぐらいでその中でも「グラン・ブルー」よりは「レオン」のほうが面白いと思うし(いかにもハリウッド的でしょ)
妻が見たいと言っていたし、ラジオでも面白かったと「Mondo Musica」の野村さんが言ってたな~と思いながら朝寝坊している時に
妻が
「チケット、クレジットカードで先に買っとくね」
どれどれどんな映画かと、ベットから起き出してネットで調べて出てきたあらすじの紹介文が上のものです。
以下、ダウンタウンの浜ちゃんのような言い回しで私の独り言が始まります。
「ひゅーまんどらまぁ~、けっ!そんなもんTVでやりさらせ!」
「金払って映画見るんやから、ドッカンドカンと銃撃戦やらロケットランチャーの1つでも出してこんかい。」
「そんで、爆発シーンとド派手な炎は絶対必要やろ!」
ところが、出てくるのです。このヒューマンドラマには(笑)
空想シーンと未知なる土地への旅で
この映画は面白かった!
見た後のスッキリ感が良い
映画サイト「Movie Walker」で見て良かったランキング1位になるのもうなづけます。
旅のシーンの映像がとても綺麗なのでロードショー中に大きなスクリーンで見るのがお勧めですよ。
それと、何の予備知識も持たず、予告編を見たりしないで映画を見るほうがより楽しめますよ。