☆鎌倉散歩その17☆

今年は台風が多い年でした。

ここ鎌倉も台風の直撃がいつもの年より多く、木の葉は紅葉する前に潮風でチリジリになってます。

先日、北鎌倉に立ち寄ったのですが、期待をしていなかった紅葉の風景に思わず足をとどめました。

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これは北鎌倉駅の円覚寺側改札を出てすぐのところ。

今年初めて見る紅葉です。

 

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案内板の後ろの紅葉。

 

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円覚寺正門前。

そういえば、北鎌倉駅は横須賀線開通時(120何年か前)に円覚寺の敷地内に駅舎とプラットホームが作られたそうです。今でも借地の上を通っているそうです。

円覚寺内を横須賀線が通っても良い条件の一つに、修行僧のために大きな音を出さないことだとか。

それをアロハカイロ&フットパラダイスにご来院の方から教えてもらってから、北鎌倉駅を通過するとき注意して聞いていると、なるほど列車出発時のBGMが心なしか静かなように思います。120何年か前の約束事がまだ履行されているのですね。

 

この日はコーヒー通の方々何人からも「美味しいよ」と奨められていた『石かわ珈琲』へ伺う事に。

明月院のさらに奥にあるお店です。店主は全国から弟子?生徒?としてその人の下に集まるカリスマ珈琲店の先生から教わっただけあって、珈琲の味は絶品!カップもミルクポッドもこだわりのある陶芸家の食器を使用されています。

私が20歳代の頃はまだこだわりの喫茶店が多くあったのですが、ドトール、スターバックスなどのチェーン化した店舗の拡大でそういったお店の数はずいぶん減少してしまいました。

ここは数が減りつつあるこだわりのお店の珈琲を飲みたいと思っている珈琲好きにはお勧めです。

あと、プリンも美味かったな。ほとんど妻が食べちゃったけど。


☆Happiness Is a・・・・・☆

村上春樹がその才能を絶賛した片岡義男の小説に「幸せは白いTシャツ」というものがあります。
主人公の女性が新品のパッケージからTシャツを取り出し、真新しいTシャツを着たその瞬間に幸せを感じ、この気持ちを表現するために自分に何の行動が必要か考えバイクで放浪の旅に出る・・・という内容だったかな。
約30年前の1982年の作品なのでぼんやりとした記憶でしかないのですが。
洗練されたアメリカ人が描くような小説でしたので、当時の私はこのTシャツはBVDではないだろうな、
Hanes かな FRUIT OF THE LOOM かもな、と思ったものでした。

さて、著者によると「幸せは白いTシャツ」というタイトルは英語の慣用句にHappiness Is a・・・・・という表現があり、(ちなみに、BeatlesにHappiness Is a Warm Gunという曲があることを引き合いに出しています)・・・・・のところに何を入れたら面白いかな、と長年考え続け「白いTシャツ」という言葉が浮かんで小説のアイデアがひらめいたそうです。
著者によると「納豆」という候補も浮かんだんだとか。(まぁ、ジョークでしょうが)

で、現在の私にはHappiness Is aの後に「納豆」ならぬ「生シラス」がはまれば、バツグンに幸せなのです。

以前HPコラムで「鎌倉美味いもの自慢シリーズ」で真っ先に取り上げたのが鎌倉の釜揚げシラス。
シラス漁師の揚げたシラスはこんなに美味いのか!と感動したのがコラムで取り上げるきっかけでした。

ところが、それ以上に美味しいと評判の生シラスを買ってきて食べても苦味があってあまり美味しくない。
それから長らく生シラスは食べていなかったのです。

ある日、いわしや地魚料理の「はま善」さんで出してくれた生シラスが美味しい!!
で、女将さんに聞くと生シラスは買ってきたら水洗いせずにそのまますぐにザルにあけて、水気を切るのがコツだとか。今まで水洗いしていたんですね~それが苦味を出していたとは。

今鎌倉の切り通しの中では材木座の「もんざ丸」坂ノ下の「三郎丸」「喜楽丸」のシラス店があります。
坂ノ下から月に3回ほどご来院いただく方が、来院の日にタイミング良くシラスが取れれば、獲れたての生シラスや釜揚げシラスを持って来てくれるのです。
「そうやって、喜んでくれるのを見るのが楽しみなんですから、気を遣わずに受け取ってくださいね。」
こういう風なせりふとともに。

その日の食卓には生シラスと生姜しょうゆ・・・・それから大好きな日本酒で晩酌。
幸せで言うことなし!です。

冒頭の小説「幸せは白いTシャツ」では日常のささやかな瞬間の幸せから人が能動的に動いてゆくシーンを描く、というものでした。
私にとって数ある幸せの中のひとつに、感謝の印としてとっても美味しい生シラスを持ってきてくれる人がいる。
それを食べてる夕食は十分ありだな、と思えるのです。

Happiness Is a Nama-Sirasu

あなたにとって Happiness Is a・・・・・ は何が入るでしょう?

namasirasu


☆旨いめしが喰いたい☆

 私もそこそこの量のお酒を毎日飲んでます。
(人によると浴びるほど飲んでるそうですが・・・)
晩酌で日本酒を、その後就寝まで歴史小説を読みながらだらだらとバーボンを飲む習慣のことなのですが、最近困った事があるのです。
それがタイトルにもある通り炊き立てのご飯が美味しく、楽しみの晩酌の日本酒を早めに切り上げてでも『めしが喰いたい!』のです。
それはなぜかというと特別な新米を手に入れたわけではなく、美味しいご飯の炊き方を知ったからなのです。
 
それが以前紹介されていたのは小学館の雑誌『サライ』
土鍋を使った炊き方なのですが、火を着けてからの所要時間は20分弱とお手軽なのです。
まず、お米を2,3回研ぎます。
そして、たっぷりの水にお米を浸すこと1時間、その後ザルにあけ水気を切ります。
(これがちょっと大変かな?)
土鍋の蓋の蒸気孔はアルミホイルなどをつめてふさぎ、お米の1.2倍の水を沸騰させます。
(米2合なら水2.4合)
そして1番肝心なのが火加減。
沸騰したお湯にお米を入れて最初は中火で7分。その後3秒だけ強火にして火を止めます。
この蒸らしの時間が10分。
火加減と時間配分はお米が2合だろうが1俵だろうが同じだそうです。

 雑誌を見て試しに炊いてみたら、米粒が揃っていてほのかな甘みもあって旨い!のです。
今まで電気炊飯器を使っていたのは何だったんだろうという思いです。
この炊き方に加えて最近スーパーでよく見るようになったお米の銘柄で「ミルキークイーン」だったりするとなお美味しく食べれます!
 
お仕事帰りに夜遅く手早く料理を作らなければいけない方も多いでしょうが、ゆっくり時間の取れる週末にお試しでご飯を炊いてみてはいかがでしょうか?
旨いこと請け合いです。


☆鎌倉美味いもの自慢その2☆

 鎌倉駅東口から若宮大路まで出て逗子側の歩道を海に向かって進むと農協直売所があります。(通称レンバイ)
ここの野菜も新鮮で美味いのですが、そのそばにあるカウンター席のみの「焼き鳥屋秀吉」
ここの焼き鳥は何でも美味いです。

 とくにお勧めはビントロ串!
何のどこの肉かはお店で聞いてみて下さい。
運が良ければ寡黙なご主人(ご主人のお名前が秀吉らしい…)が説明してくれるかも。
店内にはサザンの曲がよく流れてます。
見知らぬお客さん同志が気軽に話ができる雰囲気も○です。
火曜定休。
ビントロですよ、ビントロ。


☆鎌倉美味いもの自慢その1☆

 材木座バス通りの九品寺ーくほんじーを越えて光明寺に行くまでの間に前田燃料氷店という看板のかかったしらす店があります。
ここのしらすは美味いっ!!温かいご飯にここのしらすだけをかけて食うと、何杯でもご飯が食べられるぐらい美味いです。

 ここのしらすは店主で漁師の前田さんが毎朝材木座海岸から(砂浜から!)船を出してしらす漁をし、採れた物をすぐ茹で上げたものが売られてます。この漁師さんは「湘南スタイル」という雑誌に出てて自分の仕事に対するコメントをしてるのですが、それがまたかっこいいのです。

「漁師やりだしてから、パチンコ行かなくなったよ。毎日でっけぇギャンブルしてるようなもんだからさ」 
「いい生き方してんな、と自分でも思う」
「俺の考えではさ、漁師って究極のマリンスポーツだね。体は忙しく働いてるけどさ、心はいつも遊んでいるよ。」

どうです?
こんな漁師さんが採ってくるしらすが美味くないはずはないでしょう!

私はこのシラスを食べてからはもう他のシラスは食べれなくなってます。ただ困るのは、最近は色んな雑誌に紹介されたせいか、釜揚げしらすを入手するのが困難になってきていることですね。

で、比較的入手しやすい天日干しシラスの美味しい食べ方を見つけました。
あったかいご飯の上に大葉を乗せて、天日干しシラスを敷き詰める。その上に温泉卵を乗せてそれをほぐしながら、だししょうゆをかけて食う!お好みで刻んだミョウガやネギをアクセントに・・・
こんなことを書くと天日干しシラスも入手困難になるか。