☆肝臓を酷使するみなさまへ☆

 プロフィールなり履歴書なりに趣味の欄があったとして、今の私が書くものがあるとしたらやっぱり酒でしょう!
バラクーダの日本全国酒飲み音頭という歌が今の自分のライフスタイルにぴったりな気がします。(マイナーな表現ですいません)

どんな曲なのかはYouTubeのこちらへ>>

酒量はどの程度かと言うと、晩酌に冷酒を2合、その後寝るまでに好きな歴史小説を読みながらダラダラとバーボンをロックでボトルの1/3を開けるぐらいです。
(これ以上増えすぎないようにセーブしながらの量なのですが・・・)
気のおけない仲間と楽しく飲むときはついついその倍の量は飲んでしまうことが多いのですが、辛いのがその翌日の二日酔い。
ということで、今回は呑兵衛にとってお役立ちの情報を。

 さて、先ほどの話に戻って気のおけない仲間と楽しく飲むときはついつい酒量が増えてしまいます。
しかも、海岸沿いのバーレストランで夜、潮風に吹かれながら楽しく飲んだときなどは、格別でへべれけになったりすることもあるのです。

 で、同じ量を飲んでいた仲間も相当に出来上がり帰る時には二人して、ジャッキー・チェンの「酔拳」のような状態になったことがあったのです。

 翌朝、私はひどい二日酔いで、痛む頭を抱えながら我治療院へと向かったのですが、同じようにへべれけになった彼が爽やかに店先で水をまいているではありませんか!
「二日酔いは?」
と、私が聞いても全然無いとの余裕の返事です。

 後日、その秘訣を聞いたのですが、それがナントお酢を飲むことだったのです。
彼に言わせると、どんなに呑んでも寝る前にお猪口一杯のお酢をストレートで飲むと翌日酒は残らないそうです。
それを聞いたとき、やはり男だったら潔く腰に手を当てて一気飲みなんだろうな~などと思ったものです。

 さて、自分でもやってみると、確かに効果てきめん!ただし、すっぱいしむせるし大変です。
そこで一工夫して米酢をやめてリンゴ酢に変えてみた所、効果は変わらずでした。

 さて、こういった経緯をある患者さんに話したところ、もっといい情報を教えてもらいました。
それは、純米酢に卵の殻と貝殻と昆布を漬けて摂取するというものです。
分量は酢2合に対して煮沸消毒した卵の殻1個分とアサリの貝殻2個ぐらい。昆布は1センチ四方の大きさの物を2~3枚。それを冷蔵庫に漬け込み1日たったらOK.

 お米の炊飯前に中さじ1杯入れると美味しく炊き上がったり、味噌汁に入れたりと色々摂取法があります。
もちろん、大量の飲酒後にお猪口一杯分を飲んでおくと翌日の身体の軽さが違います。

 もし試してみたいと思った方はぜひ腰に手を当てて一気飲みして下さい(笑)
酸っぱさはないので大丈夫です。
だからといってドンドン飲む量を増やすのはやめておきましょう。
これでも一応健康関連の情報も扱うブログですので呑み過ぎはお勧めできません。


☆フテイシュウソショウコウグン☆

不定愁訴・・・あまり耳になじみないコトバだと思います。
不定とは定まっていないこと、愁訴とは苦しい事を嘆き訴えることをいいます。
医学書的にはのぼせや肩こりなどの自覚症状だけで、その原因となる病気が見つからず、症状が数多くあったり、場所が移動したり、日によって出たり消えたりするものをいいます。代表的なものとしては更年期障害が挙げられるでしょう。

さて、この更年期障害、最近特に目に付くようになったのですが気のせいでしょうか。
私達の親の年代がそういう時期に該当していたことやこういう業界に携わるようになったことも影響しているのかもしれませんが、それにしても最近増えているように感じられてなりません。

更年期障害は女性ホルモンの減少や閉経に伴ってホルモンや自律神経のバランスが乱れ多彩な症状が出ます。
ホルモン系の乱れが大きいと生理不順、疲れやすい、冷え、関節の痛み等。
自律神経系の乱れが大きいとのぼせ、冷え、動悸、頭痛、肩こり、めまい等です。

さて、最近特に増えたという話題を60歳代の女性の患者さんと話をしていると、彼女の周囲を見ていると更年期障害になるのは専業主婦に多い気がするとの事。
そこで以前このブログで紹介させていただいた☆化学物質過敏症☆も一因になっているケースが意外と多いんじゃないかとも思えるのです。専業主婦は家庭用洗剤を筆頭に化学物質に曝される機会が多いわけですし・・

それともう1つ見落としていけないのが食生活。
血液が酸性の状態(アシドーシス)になるのは過労や細胞の老化したときなのですが、こういったときは老廃物が多く不定愁訴も出やすいのです。
そして、食べる物によって血液は酸性になったりアルカリ性になったりするのです。

血液を酸性に傾ける食べ物は糖分、肉類など。
血液をアルカリ性に保つのは新鮮な野菜、海藻、柑橘類等です。
不定愁訴に現在苦しんでいる方で、もしやこれも原因の一因か、と思い当たる方は今一度身の回りの環境を少しずつ変えてみることを試してはみてはいかがでしょうか?


☆化学物質過敏症☆

 化学物質過敏症というものがあります。
これは全人口の約1割はいると推定されている身近な症候なのですが、今回はその話です。
身体には化学物質に対するある程度のキャパシティがあるのですが、体内に少しずつ蓄積されてゆきコップの水が溢れる様に飽和状態を超えると、発症するようになります。
いったん発症すると微量でも症状が出たり他の物質にも反応したりするのです。

 その原因となる物質がどこからもたらされるかというと、大気汚染、殺虫剤、農薬、薬品、食品添加物、農薬残留の食品、洗剤などで、日常でわれわれの身近にあるものばかりです。
最初の症状としてよく現れるのが、粘膜刺激による目の症状です。
目のかすみ、ちかちかする、視力低下、涙目、眼精疲労等。

 自律神経に影響が及ぶと発汗異常、手足の冷え、頭痛、めまい、肩こり、消化器症状等、また精神症状では不眠、不安、思考力や記憶力の低下などです。
こういった危険性にさらされるのは家事労働で日常的に化学物質に触れる機会の多い女性です。
しかも男性より女性のほうが種族保存のため、危険物質には過敏に反応するのではと、考えている研究者もいるようです。
こういった要らない物質が身体に蓄積してゆくことは極力避けたいものです。

 では、どう予防・解毒・排泄したら良いのかについてです。
化学物質過敏症を引き起こす原因は大気汚染、殺虫剤、農薬、薬品、食品添加物、農薬残留の食品、洗剤などで、日常でわれわれの身近にあるものでした。
まずこれらの物質を身近な生活から遠ざけるのが1番目の予防法になります。
揮発性の物質は呼吸により体内に入ります。
洗剤などは皮膚からの吸収もありますので、身体に入る経路を考えた予防法が必要です。
揮発性の物質が使われているなら換気を、洗剤を使うなら手袋をマメに使うなどといったことです。
(もっとも自分の抱えている症状が化学物質過敏症なんだと分かっていることのほうが先決ですが・・)

 そしていったん体内に入って蓄積された物質の排泄法ですが、発汗と運動が有効なようです。
ぬるめの入浴を長めにしたりすることで、発汗を促すことで血液中の有機化合物を減少させることが出来るのです。
(半身浴はとても良いようです。経験者によると首の周りから重金属を含んだ汗がたっぷり出るとのことです)
ただ脂肪に蓄積された化学物質は排出されないので運動により脂肪を減少させる必要があるのです。
また、ビタミンA,C,Eや亜鉛、マグネシウム、セレン、モリブデンなどのミネラルを摂ることで分解・排泄を促すことが出来ます。

 こういった症候を引き起こす原因物質を見れば、完全に縁を切って暮らすというのは難しいものです。
生活を便利にするのと引き換えに身体に入ってくるリスクとも言えるでしょう。
であるならば、将来の自分の身体を守るためにほんの少しでも意識を持って、より少ないリスク(添加物、化合物の少ない商品を選ぶ)をとってゆく事が重要だと言えそうです。


☆呼吸をちゃんと、ちゃんと☆

 よくカイロの調整をお受けいただいた後で、自宅でできる健康法は何が良いでしょうか?と患者さんから聞かれます。
誰でも簡単に出来てお金がかからないものとしてアドバイスするのが姿勢に気をつけること、歩行、水を飲むこと、そして呼吸法です。
今回はその呼吸の話です。

 以前、全国から難病の患者さんが来院される高名なカイロプラクティックの先生のセミナーで私が質問をしたことがあります。
その質問とは、
私たちカイロプラクターは開業すると基本的にはずっと一人でやっていくケースが多い。
そして、健康を扱っていく仕事であるにもかかわらず、自分で自分に対してカイロプラクティックの調整を施せない。
では、体調を維持していくうえの自己調整法で何が一番良いでしょうか?
というものです。

 その先生が私の質問に間髪を入れず答えて頂いたのが、呼吸法でした。
確かに多くの名治療家が記した本には呼吸について触れられていることが多いのです。

 そこで、呼吸法で重要なポイントを挙げてみると、
横隔膜を大きく動かす腹式呼吸であること。
肋間を広げ胸郭を大きくする胸式呼吸であること。
息を吸ったとき、吐いたときにほんの短い間呼吸を止めること。等です。
以上のようなポイントを押さえて最初のうちは日に10回を3セットぐらい出来れば十分だと思います。

 アンドルー・ワイルによれば浅い呼吸は代謝を低下させ、治癒系の効率を下げるとのこと。
逆に深い呼吸は循環器系、脳神経系の働きを高め、自律神経の働きを整え、内臓機能も向上させます。
誰でも手軽に出来て、副作用の心配もありません。
まずはお試しあれ。


☆水を飲む効用☆

 10月22日の☆冷え症と身土不二☆の記事で水を飲む事をお勧めしたのですが、水を飲む効用について書いてある面白い本がありました。

「水で血液サラサラ」 宝島社新書
一般の人向けにわかりやすく書かれているので、お勧めです。

 高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病が怖いのは徐々に進行し
心筋梗塞や脳梗塞の原因となるからです。
その生活習慣病の原因の1つに血液がドロドロの状態が挙げられます。

 したがって、血液をサラサラにして病気を予防するために、簡単に出来て有効なのがたっぷりの水を飲むという健康法なのです。
血液をサラサラにして身体にとって良い水とは常温の真水やミネラルウォーターです。

 逆に控えたいのは、冷えた水、清涼飲料水、アルコール、果物で摂る水分などです。
量は1日2リットル!飲むコツは小分けに少量を飲む事です。
例えば、日中は500mlのペットボトルを持ち歩き、1口、2口と飲んでゆく-そんな工夫をすると小分けに飲めます。

 予防できる病気は、脳梗塞、心筋梗塞、血栓、動脈硬化、高血圧、結石、胆石、呼吸器疾患、便秘など。

 女性にとって関心のある問題として便秘の解消やツヤツヤ肌のキープなんて事もあるんです。
便秘の最大の原因は水分不足。朝一杯の水を飲む習慣で便秘の解消に役立ちます。
また、お肌の栄養補給と老廃物の排泄は末梢の血管が行っているのですが、ドロドロ血液だと循環が悪くて肌の新陳代謝が進みません。やはり、美容のためにも水を飲んで血液をサラサラにしたいものです。

 いかがですか?
私も10年以上水を飲む習慣を続けています。これはお勧めです。
安くて誰にでも出来る健康法でしょう?まずはお試しあれ。


☆歩行の効用☆

 筋肉を鍛えることは心臓―循環器系に有効です。
ことに全筋肉量の70%が脚にあることから歩行(ウォーキング)の効用は大きいと言えます。
歩くことのメリットについて3つの観点から挙げてみます。

 まず、循環器系―>脚の末端まで運ばれた血液は静脈で静脈弁に逆流を防がれながら筋肉ポンプ(代表的なものはふくらはぎの筋肉)でしごかれるようにして心臓へ戻ります。つまり歩くことで循環が良くなるという事です。

 次に、神経系―>座る、立ち上がる、歩く、交互に手と足を動かす―という行動は身体のバランスを維持するために様々な情報のやり取りが脳と筋肉の間で取り交わされます。歩くことで脳の活性化につながるという事です。

 最後に骨格系―>閉経後の女性は骨が弱くなるため、カルシウムを摂取する必要性がよく言われますが骨を強くするためには、それに加えて骨に適度な荷重を(歩行が最適)かけることで骨形成が促されます。

 以上のように歩くことの効用がわかったら、より良い歩き方について。
身体はやや前傾にしてできるだけ歩幅を広げ、肘は70~80度に曲げて肘を後ろに引くように意識して連続40分程を目安に歩きたい。より後ろに引きたい側の肘は前回の記事の通りです。

 ストレスや悩み事を抱えている時、あるいは思案がまとまらない時歩いていると解決したりする事が多いのも歩行の効用といえます。
まずはお試しあれ。


☆冷え性と身土不二☆

 季節的にはこれから悩む人が増える冷え症についての話です。
手足など抹消が冷えてひどい人になると寝るとき靴下を2枚重ねないと眠れないといったケースもあります。
とくに臨床で話を聞いていると女性に冷え症が多いようです。

 体内で熱の産生と放散はバランスが取れているのですが、外気温が下がると体は中心部の体温を保持しようとします。そのため、末梢の体温が下がり外気温が上がっても体温調節が上手くいかず末梢が冷えたままなのが冷え性です。

 原因は自律神経、ホルモン、甲状腺など色々考えられますが一般的な冷え症について血液と食物の関係からなぜ冷え症になるのか、どうしたら冷えを改善できるのかご説明したいと思います。

 血液は栄養分・老廃物や酸素・二酸化炭素を運搬するだけでなく熱も運んでいます。末梢の血管が収縮した状態だとそこから先に十分に熱を運べないことになります。一時的に収縮してまた弛緩するなら良いのですが、常に収縮した状態だとどうでしょう?

 臨床で冷え症の女性を診てて共通する特徴がいくつかあります。
・ふくらはぎが短縮していて硬い。
・歩行量が少ない。
・ヒールのある靴を一定期間履いていた。(現在は履いていなくても)
・むくみもある。

 ヒールの高い靴でふくらはぎを縮めて生活して、歩くときも足首のスナップをきかせられない(ふくらはぎを十分に収縮させないということ)歩き方ではふくらはぎは短縮し硬くなるでしょう。

足は第2の心臓と言われるように歩くことで筋肉(特にふくらはぎ)がポンプ作用をして静脈の血管をしごいて血液を心臓へ戻しているのです。その作用が少なくなると血液循環が悪くなるのはお分かり頂けるでしょう?

 まず1番目の対策としては血液循環を良くするためにヒールの無い靴で十分に歩くこと、アキレス腱のストレッチ、寝る際の腹式呼吸などです。臨床では足首の外くるぶしから指6本分上、そこからアキレス腱の方に指2本分回ったところの場所に筋肉の緊張が多くみられます。パートナーがいればそこをほぐしてもらってください。ただし、かなり痛いのでやってくれてる人を蹴飛ばさないように。

 それに加えて、末梢に血液を十分に運ぶためには血液自体をサラサラにしてあげたい。テレビでサラサラ血液とドロドロ血液の映像を見た人も多いはず。
 第2番目の対策としては人によって、季節によって摂取量が異なるのですが常温の水(お茶などの水分としてでなく真水)を1.5~1.8リットルは摂ることを心がけて下さい。(アルコールで水分をそれぐらい摂ってるよ。と豪語する人がいますが、アルコールは体内の水分を消費します)コツは500mlのペットボトルを携行しほんの少量ずつ小分けに飲むことです。

 最後に重要な食物。
熱い地方、熱い季節に採れる作物は体を冷やす作用があります。例えば、南国の果物にはカリウムが多く含まれます。カリウムが多く体に入ると体を弛緩させ冷やすように作用します。コーヒーや砂糖もそう。

 逆に冬に取れる作物や根菜類は体を温めます。また、ナトリウムを多く含む食べ物は体を収縮させ温めます。昔から熱い地方では香辛料を使った料理で発汗を促し体を冷やしたようにその土地と風土に合った食事は理に適っているわけです。

 3番目の対策としては食の効用を考え体質にあったものを食べることです。冷えると嘆きながら上にあるようなトロピカルフルーツやサラダ、冬には採れない作物などを多く摂っていませんか?

 この考え方を推し進めると身土不二ーしんどふじーという考えに至ります。身土不二とは人間と風土は1つのもので一体であるということです。人は環境・気候に体を順応させることで適応し、それゆえに体質も異なってくる。大切なのはその風土で採れる作物から食事をしエネルギーをもらい日々生活してゆくのが理想的との考え方です。