鎌倉 生理痛を改善するなら要チェック

いわゆる「生理痛」を引き起こす月経困難症とは、月経の開始にともなって、強い下腹部痛や腰痛がおこり、日常生活に支障をきたしたり、鎮痛薬を服用しなければならないほどの痛みの強い状態を言います。

原因から主に器質性のもの、機能性のもの、構造性のものに分類されます。

器質性のものは子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍など原因となる病気のある場合です。

機能性のものは月経時にはプロスタグランジンという子宮を収縮させるホルモンが分泌され、これにより強い子宮収縮がおこることが原因とされています。

構造性のものは子宮の位置異常が原因です。

月経困難症から器質性の病気へと至るメカニズムは、このサイトでも度々ご紹介している免疫学の世界的権威の安保徹医学博士によると、

寝こんでしまうほど月経痛がひどい「月経困難症」の人は、例外なく、交感神経が緊張してからだが冷え、血流障害が起きている。
すると血流を確保しようとして、副交感神経の反射を促し、痛み物質であるプロスタグランジンが分泌されるので、激しい痛みが生じる。
血流を増やす力がなくなるほど冷えると、今度は「子宮筋腫」を発症するおそれがでてくる(安保徹 図解 免疫の仕組み より)
また、カイロプラクティックのアプライド・キネシオロジーという学会によると、下垂体―プロスタグランジン―副腎などの内分泌(ホルモン)系の問題や子宮の位置異常、腰椎―仙骨―骨盤系の構造の問題を指摘しています。

アロハカイロでは解剖学的にもうひとつ着目している箇所があります。

子宮・卵巣解剖図


それは「卵巣提索」
この図で赤い部分にある靭帯です。

その靭帯が卵管を吊り上げる構造になっているのです。 このサイトの「プロフィール」にも載せているのですが、過去3回ハワイ州立大学の医学部で本物の献体の解剖をした経験があります。(ただ見たのではありません メスを握って実際に解剖をしたのです)

その折、上記の「卵巣提索」が上のいくにしたがって、腰椎の前にある大腰筋の筋膜と一体になり背中に張り付いているのが印象深かった覚えがあります。

要するにお腹の中で子宮と卵巣は靭帯で吊り上げられているわけです。

したがって、腰椎や骨盤が歪むことで子宮がよじれ、月経に影響を及ぼすことは十分考えられることです。

また、上記の免疫学の世界的権威の安保徹医学博士によると、機能性の生理痛・構造性の生理痛を長期間放置していると、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍などの病気へ悪化していく可能性があるということです。

アロハカイロではこういったことを考え、自律神経のバランス・腰椎・骨盤・ホルモン系にアプローチしています。

生理痛の改善率はかなり高いですよ!

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