鎌倉グルメについてのコラムです。

コラム鎌倉グルメ


材木座バス通りの九品寺ーくほんじーを越えて光明寺に行くまでの間に前田燃料氷店という看板のかかったしらす店があります。

ここのしらすは美味いっ!!

温かいご飯にここのしらすだけをかけて食うと、何杯でもご飯が食べられるぐらい美味いです。ここのしらすは店主で漁師の前田さんが毎朝材木座海岸から(砂浜から!)船を出してしらす漁をし、採れた物をすぐ茹で上げたものが売られてます。

この漁師さんは「湘南スタイル」という雑誌に出てて自分の仕事に対するコメントをしてるのですが、それがまたかっこいいのです。
「漁師やりだしてから、パチンコ行かなくなったよ。毎日でっけぇギャンブルしてるようなもんだからさ」 「いい生き方してんな、と自分でも思う」「俺の考えではさ、漁師って究極のマリンスポーツだね。体は忙しく働いてるけどさ、心はいつも遊んでいるよ。」

どうです?こんな漁師さんが採ってくるしらすが美味くないはずはないでしょう!ただ困るのは材木座海岸で船で地引網もやってるのかな?波乗りやってると潮の流れで地引網に引っかかり危うく捕獲されそうになるのがちょっと...今年は3月10日がしらす漁解禁だとか、また美味しいしらすを楽しませて頂きます。 [裕]



鎌倉駅東口から若宮大路まで出て逗子側の歩道を海に向かって進むと農協直売所があります。
ここの野菜も新鮮で美味いのですが、そのそばにあるカウンター席のみの「焼き鳥屋秀吉」ここの焼き鳥は何でも美味いです。
とくにお勧めはビントロ串!
何のどこの肉かはお店で聞いてみて下さい。
運が良ければ寡黙なご主人(ご主人のお名前が秀吉らしい...)が説明してくれるかも。
店内にはサザンの曲がよく流れてます。見知らぬお客さん同志が気軽に話ができる雰囲気も○です。
火曜定休。ビントロですよ、ビントロ。 [裕]



アロハカイロ&フットパラダイスのオフィスは滑川河口の近くにあります(近々オフィスの移転を計画しているのですが・・・)
その滑川河口由比ガ浜ビーチの入り口で派出所のある交差点からガストの裏手にあるマンションへ続く道を20m程進むとマンションの一角で営業している「オセヨ」という韓国家庭料理の店があります。
ここの海鮮チヂミはかなりいけます。
一皿の料理が大量なので4人以上で行ったほうが多くの料理を楽しめると思います。
いつ行っても混んでるし、時間帯によっては予約が必要な事が多いみたいなので注意を。
ちょっとマスターは無愛想で怖いんですけど、大船に2号店を出すだけあって美味いです。 [裕]
(2005年閉店しました)



自分で言うのも変ですが、私はヤセの大食いです。この私を麺類で満足させるには・・・大盛りのパスタ?蕎麦2人前?いえ、ここの「きしめん」です。鎌倉駅から逗子方向へ徒歩7,8分。大町四ツ角にある『百苑』!木造の赴きあるたたずまい。


兎に角コシが違います!冬は温かいきしめん。春、秋は、ざるきしめん。そして夏は氷きしめん。温かいもの冷たいものでは麺の太さが変えてあるそうです。どれを頼んでも、運ばれてきた時には「これだけ?」といった感じがするかもしれませんが、コシがあるので食べ終わった頃には大満足。麺類を頂いたとは思えない腹持ちの良さ。モチロンお味の方も、うどん圏(?)で生まれ育った関西出身の方々にも二重丸をいただいています。ということもあって、人が遊びに来ると必ずと言っていいほど、このお店に連れて行きます。一度遊びに来た友人も、ここのきしめん食べたさに再度遊びに来てくれるほどです。私のおススメはきざみとろろきしめん。温かいのも冷たいのもイケマス!最後のそばつゆならぬ「きしめんつゆ?」もしっかり頂きましょう。・・・ちなみに百苑さんから宣伝の依頼を受けたわけではありませんので念のため。[素]



アロハカイロは六地蔵交差点の湘南しんきんATMの真上にあります。大通りを挟んで向い側にその店はあります。
店の名は『かまくら ふじい』。ちょうど同じ頃OPENしたこともあり、以前行ったことがあるのですが、それがまた美味いんです。


コースのシステムは昼夜ともにおまかせで、昼は1200円。夜は2500円で5品。料理は綺麗な器に盛付けられ、一品ずつ出てきます。そのどれもが美味しいのです。
その料理を楽しんでいる時に話の流れは各々の修行時代のことへ。ふじいさんの師匠(親方?)はかなり前衛的な考えを持っている方だったそうで、コースのメニューがあっても日によって作り出す料理が違ったとのこと。気温湿度は日々違うのだから日によって濃い味薄い味があってもいいんじゃないのか?いざ料理を出す数十分前に急に変更!なんていうコトもあったそうです。また、休みの時は料理の本は一切見るな!写真(絵)のついた本を見て感性を磨くよう常に言っていたそうです。
納得!その考えを受け継いでさらに発展させて、目で見て良し、食して良しの料理をこれからも出してくれるでしょう。いつ行っても飽きさせない料理人。自分と同い年であることもあり、親しみを感じるイチオシのお店です。[裕]



鎌倉うまいもの自慢はすっかり定着したようですが(?)、今回はちょっと足をのばして逗子のお花屋さん+カフェを紹介したいと思います。


本当は内緒にしたいこのお店の名前はNIRAIKANAI(ニライカナイ)。
ここアロハカイロ&フットパラダイスが六地蔵にOPENした時に、芦名に住んでいる知り合いが、このお店からとってもセンスが良くステキなお花を贈ってくれたので気にはなっていたのですが、初めて足を運んだのは昨年末。その芦名の知人が、NIRAIKANAIのギャラリーで手作りの作品を展示する・・・というので見に行ったのです。え?花屋でギャラリー?
そんなとこあったっけ?と思いながら出掛けていきました。


逗子から歩いて7分。静かな住宅地に突然ありました、ありました。
古い平屋木造の日本家屋に妙にマッチした広~いデッキのある花屋。ヤハリ、ただの花屋じゃありませんでした。
たくさんの鉢植えが並んだデッキを横目にすすむと、昔懐かしいガラガラと音のする引き戸の入り口。入るといきなり、和紙で出来たランプやポストカード、アクセサリーや陶器など、様々なアーティストの作品がこれまたセンス良く並んでいます。その奥にカウンターと小さいテーブルセットがいくつかあり、どうもここでお茶が飲めるらしい・・・というのがすぐにわかります。(コーヒーもイケるんだな。それが・・・)上を見上げれば立派な梁。実はこのお店、数年前まで地元でお化け屋敷といわれていたボロ家をオーナーの芳賀さんとその友人で5ヶ月もかけて改装(という言葉では済まないかも)して作り上げたそうです。その際に、天井はぶち抜いて、床は端と端で10cmも高さが違っていたそうで床板も直したのだとか。兎に角、シロウト技では無い!スゴサです。それから合計3度ほどお邪魔していますが、まだ行けなくて残念なのが、月一回土曜日に行われているライブ。ジャズあり、アフリカンあり、何でもありのライブ。
一度は見に行きたいです。話はまだまだしたいのですが、続きはご自分で行って確かめてご主人に聞いてください。


場所はJR逗子駅からなぎさ通りを進んで5分。池田通りを渡ってすぐ左手にある浜屋ガラス脇を入って道なりに行けばわかります。火曜定休。営業11:00~20:00。但し、芳賀さんお一人で切り盛りしているため、市場へ行く水曜か金曜は道が込んだりするとオープンが遅くなることもあるそうです。あと、配達もなさっているので、その時間はクローズかもしれません。そんな感じもお気に入りです。[素]


アロハカイロ&フットパラダイスは実は夫婦でやってます。
で、夫婦の誕生日とは偶然にも同じ日です。(生まれた年は違いますが・・)しかも、血液型も同じ。
結婚する際に、どうせなら誕生日に結婚したら毎年記念日は1回で済むからその日が良いか~、なんてノリでン年前に誕生日に結婚をしました。
それからはW誕生日&結婚記念日が我が家の1大イベントです。
そこで毎年ささやかながら外食をしているのですが、先日の誕生日に前から行きたいと思っていたお店に行って来ました。


お店の名前は『ボデゴン』
スペイン料理のお店です。
六本木で30年やっていた、というキャッチフレーズに偽りは無く、出てくる料理全てが美味しいのです。
オリーブオイルの使い方、ガーリックの味加減etc
お勧めはイカ墨のパエリア。真っ黒のご飯がジュウジュウ云いながら出てきたときはびっくりなのですが、食べると絶品!です。
この鎌倉美味いもの自慢シリーズはそのお店に断り無しに勝手に載せさせて頂いているのですが、あまりの美味しさにその場でHPで紹介して良いかお店の方に聞いてしまったほどです。
誕生日の夕食の選択は大正解だったと満足のいく1日でした。

連絡先 TEL0467-61-2936
ランチタイム  11:30~14:00
ディナータイム 17:30~22:00
水曜定休
[裕]



やっと行ってきました!なかなか予約がとれないウワサのレストランWatabe。長谷駅から極楽寺方向へ線路沿いに徒歩1分。
どこかの村の村長さんのおうち・・・みたいな門構えのその奥に築ん十年の民家。日本家屋の懐かしい引き戸をガラガラと開けると広い玄関が。
ここで靴を脱ぐと思いきや、「靴を履いたままお入り下さい」と声を掛けられる。通された部屋は明らかに和室を改造した落ち着いた雰囲気の板の間。余計な飾りは一切無し。ボサノバのサウンドが鎌倉マダム達の会話を邪魔しない程度のボリュームで流れている。身のこなしのスムーズなスタッフにランチをオーダーして、待つこと30分!ポタージュスープそしてサラダが順に運ばれてきた。メインディッシュ(3品の中から『鴨肉のコンフィ』を選ぶ)を口にしたのはオーダーから1時間近く経っていたが、イライラ感が出ないのは、この店の雰囲気のなせるワザか?
どの皿も素材そのものを最大限に生かしたシンプルな味わい。純日本風の庭園を眺めながらの食事の後は、自然と背筋がのびた感じがした。鎌倉のゆったりとした贅沢な時間を過ごすのにお勧めです。[素]



以前のコラムにも書いたのですが、アロハカイロ&フットパラダイスのカイロプラクターとフット担当は同じ誕生日で同じ血液型です。
それではいっその事、結婚の日も揃えてしまえ!!・・・ということで結婚記念日も誕生日と同じ日です。


そんな理由で生まれた我が家の唯一の記念日は、先日9回目を迎えました。
結婚10年目に入る今年は、公私ともに仲良くしてもらっているパパノエルでディナーをいただきました。
いつも口にする食材も、シェフの斬新なアイディアでこんなに美味しくなってしまうものなのか...と驚かされます。
兎に角、コースもアラカルトもどれもウ・マ・イ!!
最近のヒットは『猪肉のテリーヌ』と『ホタテと海苔のリゾット』
猪は重くて脂っこいイメージがありますが、意外!さっぱり美味しいのです。
海苔とホタテのリゾットもサフラン(だよね?)風味の深~い味わいです。
そして、デザートはパティシエ涼子さんのお手製ケーキのあれこれ...。
先日は私達のために部屋の明かりを消して、ハワイのロウソクを灯してサーブしてくれました。
もう、泣けてきます。


なぜ、今までこのコラムの美味いもの自慢に出てこなかったのか・・・それはちょと内緒にしたかったからかもしれませんね。(といいつつ、こちらのカウンターにはパパノエルのショップカードが置いてあり、私たちが「うまいうまい」と宣伝するので、無くなる率が一番高い)
パパノエルのご夫婦は、はっきり言って職人です。持っている素質が違います。
だからこそ、そこから生まれる笑顔は、偽りの無いホンモノです。
ちなみに場所は由比ガ浜大通りを長谷よりにアロハカイロから徒歩5分。水曜定休です。[素]



以前このコラム(肝臓を酷使するみなさまへ)で私もそこそこの量のお酒を飲むことを紹介させて頂きました。晩酌で日本酒を、その後就寝までバーボンを飲む習慣のことなのですが、最近困った事があるのです。
それがタイトルにもある通り炊き立てのご飯が美味しく、楽しみの晩酌の日本酒を早めに切り上げてでも『めしが喰いたい!』のです。
それはなぜかというと特別な新米を手に入れたわけではなく、美味しいご飯の炊き方を知ったからなのです。


それが紹介されていたのは小学館の雑誌『サライ』
土鍋を使った炊き方なのですが、火を着けてからの所要時間は20分弱とお手軽なのです。
まず、お米を2,3回研ぎます。
そして、たっぷりの水にお米を浸すこと1時間、その後ザルにあけ水気を切ります。
(これがちょっと大変かな?)
土鍋の蓋の蒸気孔はアルミホイルなどをつめてふさぎ、お米の1.2倍の水を沸騰させます。
(米2合なら水2.4合)
そして1番肝心なのが火加減。
沸騰したお湯にお米を入れて最初は中火で7分。その後3秒だけ強火にして火を止めます。
この蒸らしの時間が10分。火加減と時間配分はお米が2合だろうが1俵だろうが同じだそうです。
雑誌を見て試しに炊いてみたら、米粒が揃っていてほのかな甘みもあって旨い!のです。
今まで電気炊飯器を使っていたのは何だったんだろうという思いです。
お仕事帰りに夜遅く手早く料理を作らなければいけない方も多いでしょうが、ゆっくり時間の取れる週末にお試しでご飯を炊いてみてはいかがでしょうか?旨いこと請け合いです。[裕]



私が育った家は海沿いにありました。
(過去形なのは家が無くなったのではなく海が埋め立てられたのです)
ロケーションを説明すると、その海は南北に何キロにもわたり砂浜が続き、海沿いには地元の通称で『浜道』という幅3メートルほどのほとんど人が通らない道路がありました。
私の育った家はこの海沿いに造成された70~80戸ある住宅街の最も海よりだったのです。
砂浜と『浜道』の間には高さ2.5メートル程の防波堤があったのですが、造成された住宅街は『浜道』より1.5メートルほど高台になっており、家の2階からは180度海が見渡せるというロケーションでした。


そして、2階には海側に突き出したウッドデッキの洗濯物干し場があったのです。
毎年、夏場には白ペンキが剥がれてくるので、それを塗りなおす。
ペンキが乾いた真っ白なウッドデッキで海を見つめながら、アイスコーヒーを飲む。
そして、BGMに短波ラジオでハワイのKIKI局から流れてくる音楽を聞いている。
こういう時間が当時(20年程前ですが)一番好きだったように思います。


さて、長々と私の昔話をしたのは、心地良い風に吹かれながら180度海が見渡せるというロケーションというものが上質な絵画や調度品に決して負けないぐらい素晴らしいと思えるからです。


さて、およそ2年ぶりにうまいもの自慢でご紹介させていただくのが、この抜群のロケーションでこだわった素材を使って美味しいものを提供してくれるお店『海菜寺』(うなじ)です。
場所は江ノ電 稲村ヶ崎駅から江ノ島方面へ歩いて5分
線路沿いの山肌に建つ一軒家の屋上にあります。
店内は渋めの木目調で統一され、テーブル間の空間を広く取ったレイアウトはゆっくりとくつろげる印象を醸し出しています。
そして、お薦めは海側に大きく張り出したウッドデッキのテラス席。
稲村ヶ崎から江ノ島方面へ180度海が見渡せるというロケーションです。


私たちがお邪魔したのは、夏に取った休暇の最終日8月25日(金)の午後1時でした。
当日は曇りの天候で風が心地良く迷わずテラス席でランチを頂きました。
ランチコースの内容は魚御膳と肉御膳。こだわりの食材を使った料理8品にご飯、あさり汁にデザートという内容で3,500円。
コースにグラスビール1杯だけ追加したのですが、食事が終わったのが午後3時。たっぷりの時間を使い、飽きることなく海を眺めながらの大満足のひと時でした。
帰る際は満腹感があまりにも凄く、腹ごなしにお店の所在地から134号へ出て稲村ヶ崎を越えて歩いて帰ったほどです。(自宅は材木座なので30分ほどのお散歩となりました)
これからの季節は暑くも寒くもなく、天気がよければテラス席がお薦めです。
ただ、週末は大盛況らしく予約の上、来店の方がいいみたいです。
ランチタイム 12:00-17:00
ディナータイムは前日までに要予約です。 水曜定休  [裕]



「鎌倉美味しいもの自慢」はHP開設以来シリーズ化(?)してきましたが、今回はちょっと足を延ばして葉山へ。あまりに美味しかったので、内緒にしておきたいお店なのですがHPご覧の方々にだけご紹介します!


フレンチレストラン「ラ・ボンヌ・シェール」
自宅近くの知り合いから「兎に角、美味しいから。ご馳走してあげるから、行こう!!」と言われてディナーに連れて行っていただきました。場所は葉山大道から湘南国際村方面、相鉄ローゼンの近くです。
ご夫婦お二人で切り盛りされていて、決して広いお店ではありませんが、とても優しい雰囲気の店内で、ゆっくりと食事と会話が楽しめるところです。
食前酒から食後のデザートワイン類まで、飲むのが大好きな方も大喜び間違いなし!
私は初めてだったので、知り合いに基本的にお任せして、コース料理を戴きました。


フレンチのコース・・・と言ったら、非常に値が張るイメージがありますが、こちらのお店はナント2000円代前半からコースがあり、しかも、そのお値段でもデザートとコーヒー(または紅茶)が付いています!
生憎、その日はランチを食べ過ぎたため、それほどお腹がすいていなかったので一番軽めのコースをお願いしたのですが、
「これだけは是非!」というお薦めの『白インゲンの冷製スープ』を追加でいただきました。
前菜は『真鯛のカルパッチョ(連れて行ってくださった方が常連だったので、シェフが大サービスで鎌倉野菜添えにして下さった)』
これがまた、上品な味!ソースが絶妙!彩りも綺麗!
感動していたところに、白インゲンのスープ(これはハーフサイズがある)。これが本当にオイシイ!
塩加減、喉越しのなめらかさといい、ここ最近で最高の冷製スープでした。
あまりに美味しいので、勢いづいて、前菜をもう一つ『初恋トマトの三段活用、ジュレ、ソルベ、サラダ、バジルの香り』
まで戴いてしまいました。これは、非常に手が込んでいて、ジュレを作るためにトマトを濾すそうですが、そのために半日かけるそうです。うわっ!美味しいわけですね~。


もうこれだけで大満足なのですが、メインは『今日の腰越漁港のお魚の蒸し焼き、ニンニク風味のキャベツのブレゼ添え』をいただいたら、これまた、あっさりしたソースで素材がしっかり楽しめたため、ペロっと戴いてしまいました。
もちろん、最後のデザート、コーヒーまで手抜きがない、こだわりはしっかりと伝わってきました。
こちらのお店のメニューは月替り。内緒の話ですが、6月初旬から7月初旬はデザートのケーキがワゴンサービスになるそうですよ!これは見逃せませんね。
TEL 046-877-5755 火曜定休。[素]



人間本来が持っている自己治癒力を引き出すにはどうしたらよいか?をテーマに欧米でも日本でも大ベストセラーとなった『癒す心、治る力』の著者アンドルー・ワイル博士は治癒系の様々な療法を尋ねて、世界の様々な地を巡礼します。
その後、自分の自宅のすぐ近くに非凡な才能を持った寡黙な老オステパス医と出会い師とも仰ぎます。
そのオステパス医の名前はロバート・C・フルフォード。
90歳を超えた伝説の治療家が治癒系の事、オステオパシーの事、健康の事、自然の摂理と人体の事などを語った書に今回のタイトルの『礼と返礼の法則』が触れられています。
礼あれば返礼あり。あたえれば、あたえられる。相手にしたことは最終的にその人に戻ってくる。
という法則です。良き行為も悪き行為もです。


同じような事を経営コンサルトで300冊を超える著作をされている船井幸雄氏も別な表現で言い表しています。
『カガミの法則』
相手の自分への気持ちや行為があたかもカガミに映るがごとく相手に返そうとする、等々。
法則として、以前から知識として知ってはいたものの、本当かな~と思っていたのですが、最近、ここ鎌倉で開業して何年もやっていると、その法則は本当なんだなと思えることがあります。
例えば、[あたえれば、あたえられる]
ここに○○をあたえれば、○○があたえられるとして、○○に『情報』を入れてみるとしっくりきます。


事情通というのはどこにもいて、昔の会社員時代を振り返れば、人事情報の裏ネタの事情通なんていうのが身近にいました。
彼はまず、皆が知らないような裏事情をさも、得がたい貴重な情報のように周囲に教える存在でした。
すると不思議なことに、奇怪な人事異動が行われると、
「俺はこの件についてこういう情報を掴んだんだが、お前の耳に入っているか?」
ここぞとばかりに、彼に色んな情報が雪崩のごとく集まります。
これも[あたえれば、あたえられる]の法則の例でしょう。


さて、ここアロハカイロ&フットパラダイスでは○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『美味い物情報』を入れてみるとしっくりきます。
(こちらによくご来院いただく方はウン、ウンとうなずいてるのではないでしょうか)
顧客の年齢別分布や男女比を見ていただければお分かりと思いますが、圧倒的に女性が多く、しかも30~40歳代が中心。
施術で小1時間も会話している訳ですからこちらが『美味い物情報』を発信すると、その何倍にもなって『美味い物情報』が帰ってきます。(なので、前回のコラムも本当は内緒にしていたいほどのお店なのですがこういった訳で発信しているのです)
「あそこは今改装しているけど今度蕎麦屋が入るらしい」
「あの店のイチ押しはきなこロールケーキ!」
「あそこの店長はサーファーで、お客もサーファーが多いらしい」・・・etc


では、この法則に○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『お金』を入れてみたらどうでしょう?
お金を使えば使うほど使った人のところに戻ってくる・・・夢のような法則ですが、残念ながらこれは当てはまらないようで、お金は沢山の仲間がいる所(お金持ちの所)に集まるようです。(残念)
さて、次回もこの『美味い物情報』は続きます。[裕]



前回のコラムは○○をあたえれば、○○があたえられるという法則に『美味い物情報』を発信すると、その何倍にもなって『美味い物情報』が帰ってくる、という話でした。
さて、ここアロハカイロ&フットパラダイスにはグルメなご婦人が多くお越し頂いているのですが、その中で、クルーザをお持ちで、某みなとみらいの有名ホテルの会員でそこのレストランを食べ歩いていたりする方がいらっしゃいっます。
その方と妻がお話しているうちに我が家での夕食の話題がきっかけになり、
「それじゃーコレは美味しいし、ご主人も気に入ると思うよ」
と頂くことになったのが、スープカレーの素『コスモのスープカレー』


我が家の夕食の中心はなんと言っても、お酒。特に日本酒が晩酌として多いので、献立はどうしてもお酒のつまみになる料理が中心になります。なので、居酒屋メニューが多くなったりするのです。
妻に
「今夜、何食べたい?」
と、聞かれると冷蔵庫に日本酒があれば和食。ワインがあれば洋食。ビールが冷えてれば和・洋・中何でもOKという感じです。


さて、献立について何も聞かれずに帰ったときに、夕食がカレーライスだったりすると、私のご機嫌が斜め45度になったりします。
「日本酒とカレーライスってどうやって食うんだ」
しかし、妻は無類のカレー好き。
「今日はどうしてもカレー食べたかったんだもん」


こういったやり取りを妻がお客さんとしていた時に、先程の方が試しに食べてごらんとお持ち頂いたというわけなんです。
このスープカレーは具をワインで頂きながら、〆にゴハンにスープカレーをかけてシャバシャバと食べれるご機嫌な料理です。
しかも、辛さと旨さが絶妙で一発で私のお気に入り料理になってしまいました。
残念ながら、鎌倉旧市街では売っていなく、大船に行くたびに我が家の在庫がなくなったら大変だからと、まめに買い足していたのです。
笑われるかもしれませんが、ついこの間まではカレーの夕食を目の敵のようにしていた人間がスープカレーに出遭ってスープカレーの素を大船から買って帰ってきてニコニコしている・・・それぐらい美味しいのです。


しかし、大船はやはり遠い。
近くに売っていないものか?


我々、鎌倉由比ガ浜のお店仲間達は他の地域よりも仲が良く、春・秋バーベキュー、夏の海の家、クリスマス会、新年会など、何かと企画を立てては飲み会で集っているのです。
去年のクリスマス会でのこと、



「守クンさ-、アジア商会ではコスモのスープカレー置いてないの?」
守クン
「コスモのほかの商品は置いてるんですけどね。スープカレーは置いてないんです。」

「何で-!美味し-じゃん?」
守クン
「今のところ、陳列するほどの必要性を感じてないんですよね~」

「置けば売れるって!」


アジア商会とはここ由比ガ浜の六地蔵でコーヒー豆や輸入食材を取り扱っている、老舗のコーヒー・食材店です。
守クンはそこのイケメン若旦那なんですが、なかなかに私に意見は取り入れてくれません。


今年の新年会でのこと。

「守クンさ-、コスモのスープカレーのことその後考えてくれた?」
守クン
「今のところ、考えてませんね~」

「でも、うちに来てるお客さんに薦めたらみんな美味しいって言ってるよ」
守クン
「分かりました!高橋さん以外の方から美味しいって言ってるの聞いたら入れましょう。」


う~ん。難攻不落だ。


時は移って2月の飲み会の時。
この治療院の斜め向かいにあるお店の店主から
「アジアの守クンがぼやいてたんだけどよ-、顔あわせるたびにお前からスープカレー、スープカレーって言われてるって?」


しめた。いくらか意識されてるよーだ!もっと言ってやろう。


さらに、時は移って5月。
アジア商会とのスープカレー入れろ、いや入れねーバトルの一部始終は何人かのお客さんが知っています。
「アジアにスープカレー入ったらしいですよ~」
の一報はやはりお客さんから教えていただきました。
喜び勇んで買いに行ったことは言うまでもありません。
ありがとう、アジア商会!こんな私のわがままを聞いてくれて感謝です。


○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『美味い物情報』を入れて今回『コスモのスープカレー』が出てきました。
コレは本当に美味しいと思います。
是非、鎌倉の方で今回の話に興味のある方はアジア商会で
「アロハのHPで見たんだけど、コスモのスープカレーってありますか?」
と、前置きを入れた上で探してみてください。ご協力をよろしくお願いします。


世の中の深遠な真理であり法則の『礼と返礼の法則』からスープカレー入れろ、いや入れねー等という卑近な例にまで話を茶化してしまいましたが、最近とみにこの法則は本当にあるんだと実感させられるこの頃です。
皆さん周囲にはくれぐれも良き行為を心掛けましょう。[裕]



先日ミシュランの東京版が出版され、即日売り切れが出るなど、騒がれていましたが、ここ鎌倉にだって沢山、美味しいお店があります。
今回は久々、大ヒットのお店を紹介します。
9月10日にOPENしたばかりのビストロ、『ジャルダン食堂』です。
「食堂」を仏訳するとビストロ。まさに庶民向けのフレンチですね。
気軽に美味しくフレンチを楽しめるところです。


こちらのお店には、オープンして2週間ほどして、「小坪にあった美味しいと評判だったお店が大町にやってきた!」というウワサを聞いて、近くのパティシエの友人と行ってきました。
14人入れば一杯の小さな空間ですが、地元の「美味しいもの」に敏感な人たちが早速集まってきました。
7時半ごろには満席。ふたを開けてみれば、その時、食事に来ていた人達の半分が知り合いでした!!
和気藹々と楽しめる空間。美味しい料理とワイン。。。
地元鎌倉のとれたて野菜をふんだんに使ったサラダや前菜、旬の魚も素材の味を大切にした味付け。
フレンチというと、濃厚なソースを思い浮かべる人も多いはず。これが、良い意味で裏切られます!
モチロン、フレンチならではのお皿もあり、どれをオーダーしても正解!!


これは、皆に体験させなければ!
と思い、先日、六地蔵近辺のお店の若い女性達を誘って、お店を貸切にしてもらって食事を楽しみました。
名づけて『乙女会』。「オ・ト・メねぇ。。。」なんて呟かれそうですが、そこのところは大目にみていただいて。
この乙女たち。非常に飲むんですね。2時間ちょっとの間にお酒が飲めない2人を除いた10人でワインボトルが6本空いてしまいました!
しかも、お任せで出された料理も完食!
あっ!今回の話は、乙女会のメンバーがよく食いよく飲むという話ではなくて、それだけ、ジャルダン食堂が美味しく楽しく食事が出来るという話なのです。
翌日は、私のところに、「行って良かった~☆」というメールが殺到。
それだけ、美味しく楽しい時間が過ごせたということで、幹事役の私としてもとても嬉しかったです。
その後、当治療院にもお店のフライヤーを置かせて頂いておりますが、とっても人気で、置いた先から無くなっていきます。
いらっしゃった方々、皆さんに好評!
これからクリスマスや忘年会で混み合う前に、是非いらっしゃってはいかがでしょうか?
残念ながら、ジャルダン食堂さんは予約を受け付けていらっしゃらないので、食にありつけるのは早い者勝ちなのでご注意下さい。こちらのお店のブログに、お手持ちのケータイからアクセスすると、空席情報が得られますので、それを参考にお出掛け下さい。
詳しくは、下記のブログにアクセスを。
http://jardin-shokudo.com



 最近鎌倉では古民家を改装した飲食店が脚光を浴びてるようです。
思いつくままに挙げるとクー・ド・フーが長谷に移転した「ワタベ」
同じく長谷のイタリアン「Nadia」西御門から長谷に移転した「0467」
由比ガ浜のお蕎麦屋さん「松原庵」坂ノ下の手ぬぐいCafe「一花屋(いちげや)」等など。
大広間の畳のテーブルに座布団で座って食べる形式や、板の間にテーブルと椅子で洋風なBGMの投げれるなか食事を頂いたり、と色々なパターンがありますが、多くのお店に共通しているのが静寂な時間に中庭を愛でながら、ゆったりとした気分で食事できることではないのかな。


 今回ご紹介したいのが、浄明寺の「こふく」
こちらにお伺いしたきっかけは同じ由比ガ浜商店街のお店で働く女性から
「私の友達が母娘で浄明寺で和食の店をやってるんだけど何人かで行くから一緒に来ない?」
とお誘い頂いたからです。
場所は彼女のメールによると金沢街道を朝比奈方面へ進み、岐れ路にある大御堂橋を渡り、
報国寺方面に進むとホントにこの道であってるのかな、と不安になってくる辺りにありますとのこと。
夜、7時30分集合のため、暗い道をここかな、あそこかなと探しながらたどり着くことが出来ました。


 大正末期か昭和初期に建てられたようなまさしく古民家の作りで、玄関までは玉砂利に飛び石の作り。
がらがらと横に引き戸を開けると、広い玄関には大きな下駄箱があり石のあがりがまちから上がるとL字廊下がありその奥に2部屋で30畳近い大広間があります。
ガラス戸の指をかけて引き空ける高さは成人が正座をしてあける高さにあります。
昔ここにお住まいだった方は(娘さんの祖母にあたる方がお住まいだったようですが)廊下で一度正座をしてガラス戸を空けていたんでしょうね。


 ガラス戸越しに12名の集まりがあり、知った顔が3人ほどいます。
中から男性が出てきてそれが私達の知り合いだったので、
「おぅ!○○ちゃん。久しぶり」
「上着をお預かりしましょう。」
「いいよ-。自分でやるから、ところで今日はここで何してんの。あそこの飲み会に参加なの?」
「いえいえ。ここは家内の店なんです。今日は手伝いで」


えぇっ!びっくり。


旦那さんは以前からの知り合いだったのですが、奥さんとは面識が無く、今日誘われてきた店の奥さんが彼の奥さんだったとは。
でも、鎌倉ではよくこういうことが起きるんです。
(その場で皆が鎌倉は狭いから悪いこと出来ないね~ まぁ、しないけど。な-んて盛り上がったんですが)


 さて、出してくれたお料理はどれも美味しく、鎌倉の和食のお店は男性の料理人が作ってる男性的な料理が多いんですが、
ここのお料理はとても女性的です。(当たり前か。母娘でやってるんだし)
例えてみるならば、昔料亭で腕を振るってた女性が自分のお店を出してちょっとおふくろの味を効かせた料理って感じかな。
静寂な雰囲気と民家ならではの安堵感を味わいながら美味しくいただけるお店です。


TEL 0467-23-9091
月曜 第1火曜 定休
夜は予約のみです。[裕]


 私はかなりのそば好きです。
以前、東京の西日暮里に住んでいた頃は休日に蕎麦屋めぐりをしていたほどです。
どんな蕎麦屋めぐりをしていたかと言うと、休日の朝起きると軽くトーストの朝食で済まし散歩の開始です。
まず、早めの昼食を西日暮里駅近くの蕎麦屋を2軒はしごします。
注文するのは「せいろ」1枚のみ。
さて、その足で谷中をぶらつきながら、不忍通りに出て千駄木の蕎麦屋へ。
そこから不忍通りをさらに南下して、根津神社脇の蕎麦屋へと。
この間11時から始まった散歩+蕎麦屋めぐりは5時間ほどの所要時間です。


 さて、前置きが長くなりましたが(それだけ蕎麦好きの私が気に入ったということで)、
今回ご紹介の鎌倉美味いもの自慢は材木座郵便局の近くに去年オープンしたお蕎麦屋さん


「梵蔵」(ぼんぞうと読みます)


 最初にこのお店を知ったきっかけは、やはりこちらにお出での方からです。
その方は材木座にお住まいの方なんですが、何の飲食店か気にはなっていいるんだが、周囲の人に聞いても
誰も入った人がいないので二の足を踏んでいるとのこと。
その後、私たちも光明寺のお十夜(10月12~15日)を見に行った帰りお店の前を通ったとき、
店名を示す看板からどうやら蕎麦屋らしい、ということがわかったんですが、店の外にメニューが出ていない。
店の外観はオシャレで中からはジャズのBGMが洩れてくる・・・
うっかりするとここ鎌倉は観光地価格というのがあって「せいろ」1枚2,000円な~んてこともあるので、
その夜は私たちも二の足を踏んでしまったのです。
(後日、おすし屋の和さびのご主人に言ったら笑われましたが・・・)


 その後、お店の外にメニューが出るようになり、お値段はリーズナブル。
その頃から、材木座にお住まいの方が何人もお店に行って来て美味しかったと教えてくれました。
私たちも大晦日の年越しそばを含め、何度かお邪魔させていただいてます。
夜のせいろは十割そばなんですが、パサパサとせずしっかりコシもあって美味しい。
それ以外の肴で美味しいのは、胡麻豆腐と鴨の料理かな。
店内にはガラスで仕切られた蕎麦打ちの部屋もあり、BGMにはアストラッド・ジルベルトの曲なんかが流れていたりします。
2001年に鎌倉に引っ越してきて、食べた蕎麦屋では、味、値段、店の雰囲気、接客などを含めイチオシのお店です。
残念ながらのここも水曜定休。
URL http://www.bonzo-kamakura.com [裕]

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